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ケイタイサイト

 さあ、始まるぞ。7月5日から日本将棋連盟ではケイタイの有料サービスを実施します。詳細は下記のURLを。
 月額315円で、NTTドコモだけからスタートします。au、ソフトバンクは年内にOKになる予定です。
 うれしかった。日経新聞は7月6日の準決勝の深浦-三浦戦と青野-藤井戦をリアルタイムでケイタイで流して良いと言ってくれた。感謝。
 会報で全棋士に発したものの中からケイタイに関するものを掲載します。

<電子メディア部より>
 7月5日より携帯電話を利用して公式戦ライブ中継を配信、関連コンテンツのサービスを有料課金する新事業を開始します。
 公式戦ライブ中継で配信する対局はタイトル戦をはじめとして、新聞等に観戦記が掲載されない予選対局も行います。
 男性棋戦は毎日新聞社を除く全棋戦が中継されます。特に日経新聞社の王座戦は7月6日準決勝の深浦-三浦戦と青野-藤井戦の中継許可もして頂きました。
 王将戦はリーグ戦の全棋譜がどこにも掲載されておらず、携帯での中継許可を お願いしております。残念ながら毎日一社のみ名人戦・王将戦共にどうしても 除外となりました。
 運用するにあたり、対局開始直後や感想戦の際の撮影や、対局中に棋譜を借りるために入室することもございます。また棋士コラムや着ボイス収録の依頼をさせて頂くこともございます。 あらかじめご了承・ご協力を頂きますようお願いいたします。

http://www.shogi.or.jp/topics/2010/06/post-303.html
http://www.shogi.or.jp/mobile/index.html

公益法人改革(一)

 日本将棋連盟は公益社団法人を目指しています。特別委員会があります。委員長谷川浩司。委員は佐藤康光、羽生、森内、渡辺明。何回も素案を検討し、5月26日の棋士総会に提案。90%以上の賛同を得ましたので、具体案作りをしているところです。

 社団法人の掲げる理念は3つです。
○技術向上
○普及活動
○文化
 タイトル戦などの対局により、実力をより高める。この場合の対局料、賞金などは強い者が多く獲るのは認められるようです。
 対局料の一部や他の収入は棋士には毎月の手当てや夏冬のボーナス(氷代、モチ代)として支払われてきました。これは廃止する。
 順位戦は給料というよりも対局料の12ヶ月延べ払いということになります。

 普及活動に予算を回します。これからは対局に勝つか、普及に努めるかが棋士の務めであり収入の大半ということになります。ネットやケイタイの解説、将棋倶楽部24での指導もあります。
 体調を崩している人や自宅待機に近い人には原稿、詰将棋の問題集作りなどの仕事もある。
 全員一丸となっての普及活動は対局と対等です。これまでは対局重視でした。

文化
 これはどう書きあげるのか分かりません。要は将棋は国技とも言い切れる文化であることを高らかに宣言する。知的スポーツなのか認知症予防薬なのか。教育上どのような優れものなのか。これは識者に文面をまとめあげてもらうことになります。「盤上のカーリング」。これはいかがなものか。
 文化芸術振興基本法の第12条を、どのように美しく表現するか。理念と文面の話ですけどね。

 次回はアマチュア、女流棋士、指導棋士はどうなるのかについてです。

公益法人改革(二)

 公益法人は富士山にたとえてみれば次のようになります。
頂上を目指して登る→実力、棋力
道を作り環境整備 →普及
美しさのPR     →文化
 この三点セットです。そのためにプロもアマも、男性も女性も、老いも若きも一丸となれる組織を目指す。

正会員
 実力ある者。これは男子プロ全員が該当します。
 普及の実績のある者。勿論プロ棋士も含まれますが女流棋士、アマチュアも含まれます。
 誰もが正会員になれる。但し、実力あるいは普及の実績が認められればです。会員は正しくは社員と呼ぶんですね。

会費
 これは年間3万円から20万円です。この範囲内の金額を定めます。いくらに決めても良いと棋士総会で90%以上の賛成を得ました。10万円くらいですかね。軽々には言えませんけどね。

理事
 これは運営上極めて重要です。
 理事の選出方法と立候補は相撲の世界に似ています。棋士のみが立候補出来、棋士のみで選出し、棋士のみだけが理事になる。これを全く変えるのは大変です。しかし断行しなければならない。外部理事の導入をどうやって実現するかです。
 公益法人委員会に私の考え方も参考までに話しておきました。8月に原案をまとめ、秋には新しい定款を整え、臨時総会の承認を得て申請提出の手順になります。

名人就位式

 いやはや凄い熱氣でした。羽生名人の就位式は東京・椿山荘にて行われました。
 400名の出席。男子プロに交って女流美人棋士も十数名出席して日頃のお礼をあちらこちらでしていました。
 朝日は秋山耿太郎社長、毎日は朝比奈豊社長がご出席。その順番で主催者挨拶です。お二人とも味のある、笑いを誘うスピーチでした。
 米長会長は三番目です。羽生名人を讃えつつも苦笑せざるを得ない発言。「4連勝でしたが本当は1勝3敗の内容でしたよね」と本人に確かめると苦笑しているよりないんでしょう。
 両新聞社へは共催のお礼を述べ、共催の意義を強調しました。

 来賓祝辞は予定通り原口一博総務大臣が来られました。その入場を確認して急遽挨拶を民主党に振りました。
「民主党は良いことと悪いことをした。悪いことは日本の伝統文化の将棋に自民党より理解がないことです。良いことは来年4月から小中学校の授業に「新聞の活用」の時間を作ったこと。今こそ新聞社のチャンス。二人とも頑張って下さい」と両新聞社を激励。これも苦笑するよりない。
 9月の民主党大会に話が及ぶ。「もしも今日、この壇上に来て挨拶される人がいたら、皆さんその人を総理にしてあげてください。菅直人VS原口一博の場合は将棋で結着をお勧めします。お二人とも実力は互角でしょう」
 大和証券グループをはじめ多くの方々にお礼を申し上げて会長挨拶を締めました。

 来賓祝辞は原口総務相。将棋通だけに一味違います。羽生名人の発言、書いたものをヒントに政策を考えていますと。会長の挨拶で一ヶ所訂正すべきところがある。将棋は理解している筈です。そのためには・・・。

 大和証券グループは植原企画事業本部長。美人ですぞ。お祝いの品がワインです。5本のシャトーを選びましたという。1970年もの。丁度40年前で羽生名人の生まれた年のワインです。二本目は1994年。Ch.オーブリオンというものです。名人を初めて取った年のワインとか。
 全てが終ったあと羽生名人にズバリ交渉。「名人取ったんだから、その1994年のものは私にくれないか」「それでよろしければ、ハイ」
 もらった、もらった。いいものもらった。