小休止(2011.10.8記)
2012年1月14日にコンピュータとの対戦があります。
それまで本編は小休止します。
68才(2011.10.1記) 68才にして青春。これが私の人生設計です。
女性が美しく見えること。これを幸せの第一と考えております。近頃は60代、70代の女性も美しく見えてきました。どこかがおかしいのかなぁ。(これはtwitterに書きました)
ラジオ深夜便
二夜連続です。私の人生の設計図を語る。10月9日、10日ともに午前4時からです。NHK第一放送。それぞれ40分ずつくらいですが、どうぞじっくりとお聴き下さい。
やりがいがあること。これを二番とします。現在の私は公益社団法人日本将棋連盟の会長。とんでもなく大変な要職です。やりがいがありすぎる。10月1日からは棋士の理解を得て、謝金と対局料の支払いの変更をしました。3年後にはバラ色の将棋界になる筈です。
7、8、9月の3ヵ月間はほとんど1日も休まず皆勤です。
やっぱり将棋指しの血が騒ぐ。又はいろいろ血が騒ぐことが多いんですけどね。
コンピュータとプロとの対局はどうするのか。これについてもクリアすべき課題が多々あります。この1週間で結論が出るでしょう。
公益法人にしたことと、「将棋文化振興議員連盟」の結成は大きな成果です。目下120名ですが、政局が一段落したら、又入会者が増えることと思います。
予算などはやっぱり政治力なんですね。力強い応援団が出来て嬉しいですが、私の立場はやっぱり苦労は多い。「若いうちの苦労は買って出ろ」と言われますから、一生懸命やります。
前立腺癌
3年前に治療しました。これは癌ノートに詳しく書いてあります。
放射線治療でしたから、私の体の検査をされると「焼却処分」になるのかもしれません。それだけはご勘弁を。
全摘ではありませんから再発の心配は常にあります。どうかこのままそっとしておいてね。と祈る日々です。
台風と道場(2011.9.23記)
凄い台風でしたね。9月21日(木)は東京都内の殆どの交通機関がストップしてしまいました。
ファンサービス、対応の一例を書きましょう。
水曜日は授業が早く終る学校が多く、千駄ヶ谷の道場では子どもスクールを開講しています。強まる風雨。どうも台風の進路が東京方面に向かっているようだ。
そこで、子どもを帰そうということになりました。しかし既に電車がストップして、帰す訳にもいかない子どもがいる。全員の保護者へ電話する。この手間は大変でしたでしょうが、担当者は良くやってくれました。そして車などで迎えに来てもらうことになりました。
しかし車だってそう簡単ではありません。「どうかご安心下さい。到着するまではお預かりしています。一晩中将棋を指してもらっていますから、安全運転でどうぞ」
夕方になるとお腹がすく。喉も渇く。ジュースを差し入れしたりして無事終る。
以上の報告を受けました。来週は又元氣な姿を見せてくれるでしょう。
致知(2011.9.19記) 致知出版をご存知でしょうか。購読者の集まりで「木鶏クラブ」が全国各地にあります。自分達の自己啓発というべきでしょうか。人としてどう生きるかを勉強する会です。
渡部昇一先生はそのリーダーの一人。私はリーダー見習いという処です。
9月17日(土)、都内・新宿の京王プラザホテルに於いて講演会がありました。定員350名なのに380名おいで下さった。札幌から来た人あり、沖縄からもありです。
講演会は二人の共著「生き方の流儀」の出版記念として開催されたものです。私が一時間次いで渡部先生が一時間。そのあとトークショー30分。そしてサイン会で散会でした。
会場は超満員で熱氣が凄かったです。近年は若い人、女性もずい分増えました。心強いです。
このままでは日本はどうなるんだろうと心配な人、自分自身の心の修養はどうすれば良いのかを悩んでいる人。そんな人が増えてきたのは非常に良い兆候です。
一時間に亘って私の自論、持論を話す。もっとも話したいことの10分の1も語れませんでした。真剣な中にも笑いがある。本当は70才からの生き方を話すつもりでしたが、余りにも若い男女が多かったので、違う話にしました。
私の講話はいつも原稿なしで、聴衆を見てから内容を決めることが多いのです。
自分を更に高めたいという人は下記のURLを。この際是非、毎月ご購読して下さい。定価1020円。定期購読がお得です。
ホームページ:
http://www.chichi.co.jp
Eメール:kanri@chichi.co.jp
電子版(2011.9.9記) 9月8日に日本経済新聞社の電子版1周年記念のパーティがありました。
この一年間で10万部をはるかに超える部数だそうで、本紙を購読していて電子登録の人は100万人以上というから大したものです。
本紙と電子版両方の人は1000円プラスだけです。
将棋欄はどうなるか。これは協力を申し出ています。画期的なシステムの導入です。
月刊誌将棋世界の電子書籍版は、活字をそのまま電子版にしたものです。本の中の盤面が動くようになっています。自分で勝手に操作して動かせる。
これは他の記事と全く異なるでしょう。もしも電子版で局面が勝手に動くとなれば、ファンサービスとしては素晴らしいことでしょう。更には解説も自動的にやってくれるということになるのかも知れません。もっともコストがかかりますので実現するかどうかは分かりません。
それにしても賑やかなパーティでした。帝国ホテルに700名です。喜多社長にご挨拶。「来た」ことをお知らせする。知人、友人と楽しい時を過ごしました。
ツイッター考(2011.9.2記)
ツイッターは面白いですが、氣をつけている点も多いです。
有名人が突如引退。すぐに浮かんだのは「ヒマダ紳助」でした。ところが先に発表した人が居たので止めました。
政治ネタでは菅首相はどんなに書いてもたいていはOKでしたが、どじょう総理は駄目。難しいです。「関白どじょう大臣」とお祝いを書きはしましたが、この先どうなりますか。
説明付きのものは好かれません。俳句や川柳と同じで、一文字でも少なく表現することが大事なようです。おかげさまでフォローして下さる人が32,000人以上になりました。私の方はフォローしている人がゼロ。この姿勢はこのままでいきたいと思っています。
山梨日日新聞社の、私のツイッター取材への質問は9月3日まで。
http://twitter.com/#!/sannichi
女子力(2011.8.27記)
■山日ツイッター
9月4日(日)山梨日々新聞社で、米長杯の小中学生大会があります。県外からの申し込みは新聞社へお問い合わせ下さい。
私は開会式の9時に挨拶して、すぐに同伴の保護者のお母さん達に講話です。指導は長岡裕也君。
当日は午後、ツイッター談義があります。私のツィッターはフォローして下さっている方が3万2千人。私の方はフォローがゼロです。
フォローゼロというのは極めて珍しいんでしょうね。私は一日2回書き込みますが、大半の読者は女性です。将棋ファンはごく一部。
山日のツイッターで私への質問など受け付けているみたいですので、是非メッセージなり希望なりありましたら下記へどうぞ。
http://twitter.com/#!/sannichi
■高校竜王戦
毎年九州福岡で行われる高校生の祭典です。
男子に交って女子が4名招待される。各都道府県の代表は殆ど男子ですが、群馬県は女子でした。というわけで女子が5名。
大会には渡辺明竜王が審判長で、会長の私は挨拶をします。女子を激励しました。果たして女子が3人予選突破でした。
群馬代表 新藤仁奈
招待選手 成田弥穂
招待選手 北村桂香
この3人が32人のトーナメント(実質26人)の枠へ進出したのです。
高校生のベスト30の中に女子が3人居るということです。これは特筆すべき現象で、今後は更に女子の力が増してゆくことでしょう。
将棋文化振興議員連盟(2011.8.21記)
ついに立ち上がったんですね。8月23日が設立総会。明後日です。
国会議員の先生方の中でも将棋の腕におぼえがある人は結構多いです。しかし今回は棋力は一切関係ありません。将棋に理解があるかどうかです。
とにかく働いたがです。私の知り合いの国会議員の先生100名近くに連絡をしました。8月19日は最後の追い込みでしたので、一日中電話をかけっ放しです。数えてみると73名でした。念のためという電話、改めてという電話。とにかく連絡するのです。
議員会館へ足を運ぶことも10回以上でした。総会終了後に、私からのメッセージを掲載いたします。発起人に名を列ねていただいた先生方には大変感謝しております。お力にすがるよりありません。
2011年8月23日
将棋文化振興議員連盟設立にあたって
公益社団法人日本将棋連盟
会長 米長邦雄
文化芸術振興基本法が平成13年12月7日に制定され、今年が10周年になります。その第12条に将棋は国民娯楽として多くの人に親しまれている伝統文化であるとされております。
又、本年4月1日付にて公益社団法人日本将棋連盟がスタート致しました。
私共にとりまして大きな節目の年に、将棋に理解ある国会議員の連盟が設立されたことは大変意義深いものでございます。
子どもファンの増加
別紙は一つの大会の参加人数のグラフです。10年間右肩上がりを続けております。レジャー白書でも2008年から2009年の1年間で将棋への参加率が6.2%から12.4%と2倍になっています。
理由。
教育関係者と保護者の双方から、将棋の素晴らしさが見直されたことが大きいと思われます。
将棋は洞察力を身に付けるのに適したものです。自らが状況を把握し、判断し、着手を決断し、実行する。生きる力を育む全てが網羅されています。
理化学研究所と弊社団との共同研究により、将棋による脳の活性、活用等々が解明されつつあります。
頭が良くなる、集中力が身に付く、記憶力が良くなる。認知症予防等々、巷間言われていたことが科学的に証明される日が来ることと信じています。
上海事情
近年上海、北京に於ける将棋熱は日本以上です。
上海では日本の将棋を学校に取り入れている所が多いからです。残念ながら 日本は学校教育の場で採り上げるケースは殆ど無いに等しいのです。
多くの学校で将棋を授業に採用するような光景を願っております。
フル回転(2011.8.13記) 将棋界にとりましては、8月下旬からの二ヶ月くらいが正念場でしょう。会長の私もフル回転です。
何が大変なのか。「将棋の話」(2011.8.13)を読んで下さい。順風満帆という訳でもなく、船長は常に先手先手と打って出る必要があるのです。
○子どもファンは増加の一途かどうか
少しでも翳りが見えたりしたら、直ちに手を打つのです。原因をつきとめ、応急処置、長期、短期の処方箋を出すのです。なんといっても子どもは国の宝ですものね。
○予算
公益社団法人だけの資力には限りがあります。どうしても国の予算や、地方自治体の理解が必要です。国の予算は殆どバッサリの状態です。事業仕分けを恨んでも仕方がない。それよりも伝統文化の将棋に理解を示す応援団の結成が急務と判断いたしました。
○国会議員の先生方のご協力
○地方の組長(知事、市町村長)の理解
○教育委員会との連係
これらを点でなく面で捉えて、立体的な組織作りが求められます。それが8月末から9月にかけて船出します。
次なるは名人戦の契約ですのや。これは来年3月31日までの期限ですが、出来れば年内、それも秋には決めてしまいたいです。お金というよりはネット中継の是非です。電子メディア部としては名人戦、順位戦のネット中継は絶対必要なのです。来年6月頃には全くの自由になりますが、来年早々から自由になれればと願っています。
私の決意は固まっていて、棋士個々に伝えております。私がどんな男かが分かります。温厚な一面だけしか知らない人にとっては「まさか」と思われるかもしれません。
8月25日に決意表明してという段取りです。
赤十字(2011.8.6記)
3月11日のあと、日本将棋連盟は直ちに日本赤十字社に3000万円寄付と発表しました。3月31日までに手続きしてしまえば良かったんですけどね。
公益社団法人への移行は4月1日以降に決まっていました。経理担当者が「前年度赤字の法人は寄付は出来ない」との情報を知らせてくれた。
棋士には引退する時に支払うものがあって、退職金ともいえるものですが、これを全員が3月31日付で引退したものとして精算してしまったのです。当然額も多く、赤字決算になりました。
公益社団法人としては赤十字に寄付出来ませんが「日本将棋連盟を通して赤十字へ寄付したい」という人々の善意の総計を3000万円にするという方策に切り換えました。
先ず、3000万円の寄付をしてしまいました。現在は棋士の協力や個別の寄付などで2000万円強集まったというところです。来年3月31日までに3000万円を集め終えて、全て完了となります。
公益になると大変なことが多いですね。
来年になっての私とコンピュータソフトとの対戦。「将棋の話」を読んで下さい。大口のスポンサーが現れて、赤十字の方もそれだけで済むことになれば良いですけどね。
400年祭(2011.7.30記)
1612年に家康公から賜って、来年が400年目になります。名人といえば将棋が大元です。文献によれば、囲碁界の第一人者・本因坊算砂の口利きで、将棋の方も給料がもらえるようになったようです。
算砂と初代大橋宗桂名人は、囲碁も将棋もどちらも好敵手だったらしいのですが、残念ながら文献、棋譜は残っていません。
将棋は恵まれていたというか運が良かったです。信長、秀吉、家康、秀忠、家光と、みんな将棋好き。これ以上の幸せがありまっかいな。かくして江戸時代は庶民の娯楽である将棋は300年近く幸せな状況でした。
明治になって収入源がなくなった家元達の苦労は大変なものだったと思います。以後は浮沈を繰り返しながら現在に至る。来年の催しについては「将棋の話」をお読み下さい。
ツィッター(2011.7.23記)
おかげさまでフォローして下さっている方が3万人程になりました。有難うございます。
フォローするのはゼロ。これは珍しいんでしょうね。私もここまで来ますと今更誰かをフォローするという訳にもいかず、この姿勢でゆきます。
今までで一番のもの。それは7月15日のなでしこジャパンの優勝ボーナスが安いと書いたことです。連日凄い波紋を広げました。ずい分多くの人達が取りあげて下さったんですね。なでしこジャパンは私のフォロワーの数も5000人程増えたから私も驚きました。
公益社団法人の役員紹介。これは私がピース、ピースのポーズの写真入りです。「けしからんではないか」等というネクラの声もありました。当然ツィッターの世界でも取りあげられました。悪口からスタートしたものが、あっという間に風が変わって、フォローする人が急増。私の所では書き込みは全て見られるようになっていますが、「素敵なジジイだ」「先生ステキ。しびれるわ」などと連日大賑わいでした。
快心の作が受けず、とりあえずというつぶやきが大ブレイクしたりします。これだけは私には分からない。私のつぶやくものは大別すると次のようになります。
菅直人様のおちょくり→同調者が多い
時事ネタ→まちまち
オヤジギャグ→案外受ける
下ネタ→原則として書かない
将棋→たまに書く。将棋を知らない女性も興味あるようです
大体こんな調子で一日2回のつぶやきです。もっともっと面白い方法、楽しみ方、活用の仕方があるのだろうと思います。どなたか良い策があったら教えて下さい。
復興支援扇子(2011.7.16記)
今週2011.7.16のトップページの扇子いかがでしたか。復興支援扇子として出したものです。私のものはこれ一本。他に谷川や羽生のものがあって、いろいろな組み合わせがある。
地水火風
少々変わっている字です。地震、津波(水)、原発(火)を扇子の風で吹き飛ばそうという意味です。本当は左端の上に小さく「空」を入れるべきか迷いました。空が入ると宮本武蔵の五輪書そのものになるからです。
しかし、風で全てを吹き飛ばすというのが絵空事になるやも知れぬと思い、空の部分は何も書かず空白です。
今年の夏は節電対策で、職場も家庭も暑いのではないかと思います。この扇子を使って暑さをしのぎ、同時に収益の一部は被災地に届けられますので、是非お買い求め下さい。
扇子は必ず右手で。左手で使うと左扇(左遷)ということになりかねません。うちわは反対で、右手でなく左手が好ましい。これを左うちわと申します。
以下は販売元です。会社ごとにドーンと仕入れて下さるとうれしいです。
復興支援扇子のお問い合わせは、
公益社団法人日本将棋連盟 販売部
〒151−8516 東京都渋谷区千駄ヶ谷2−39−9
TEL 03-3408-6596 FAX 03-3408-5956
価格:2,000円(税込) 送料500円
まとめてお買い求めの場合、送料は下記になります。
商品合計1万円未満 送料500円
商品合計1万円〜3万円未満 送料1,000円
商品合計3万円以上 送料1,500円
インターネットでもご注文できます! ⇒
http://www.rakuten.co.jp/shogi/
携帯電話からはこちら! ⇒
http://m.rakuten.co.jp/shogi/
通信販売の場合、2種類の購入方法がございます
【郵便振替】 口座番号 00160−2−162495
加入者名 公益社団法人日本将棋連盟
★通信欄に商品名を必ず明記してください
【現金書留・郵便小為替】
★商品名記入のメモを同封の上、販売部までご送金ください
玉名高校(2011.7.9記)
先週は熊本県玉名高校へ行ってきました。高校生と中高一貫で入学した中学生の約1000名への講話です。
珍しいことです。というのは、私は東京都の教育委員をしていましたから、小中高の公立学校の予算は分かっているんですね。講師料どころか羽田―熊本空港の交通費すら無い筈なんですね。
ところが、謝金もきっちりと出て驚きました。岩崎詳二校長にお聞きしたところ、保護者会がしっかりしていて、お金を出し合い、生徒に「一流の人の話しを聴く」機会を作っているんだとか。
昨年は小柴昌俊先生も来られたそうです。私は一流という訳ではありませんが、そう思われているのなら敢えて否定する必要もありません。
1時間半。その間に体育館の生徒達は姿勢も良く、私語もなく私の話に耳を傾けていました。これは教育の世界では最も大切なことです。余程平素の指導が良いんでしょうね。
高校は成績の良い生徒が集まった割には大したことのない学校と、入学時よりも卒業する時に成績も人間も成長する学校とあります。保護者のアンケートでは、入学時の一年後くらいには95%が「ここに入学出来て良かった」と答えているそうです。今年は東大合格者2名とか。
不思議なご縁です。以前に田辺哲夫という校長だった人の晩年に病院へお見舞いに行ったことがあります。立派な人でした。岩崎校長は最初の赴任先が、なんと田辺校長の学校というから驚きました。
世の中をどう見るか。世界中で日本ほど他国から好かれている国は無い。自国に誇りを持とう。いろいろ具体例を出しては熱く説く。退場の時に拍手が鳴り止まなかったのは一番嬉しいことでした。
日本中の高校がこんな学校であって欲しいと思いました。日本には希望があると意を強く持ちました。
告別式(名人戦)(2011.7.2記)
凄い告別式でした。大和証券グループの執行役員の方の告別式。まだ49才の若さ。肺を病み、春に不調を訴えられたとのこと。
名人戦の協賛会社が大和証券。大変お世話になっています。なによりもインターネット棋戦の創設は史上初のことです。
当時、鈴木社長の頃。毎日か朝日かで棋界が騒然としてた時でした。困っていた会長の私に声をかけて下さった。
「インターネット棋戦を創設しよう」
これは天の声で、私への励ましなのでした。おまけに「ボナンザVS渡辺明」の史上初のコンピュータVS竜王の大企画も催行して下さった。
この時の担当部長がK氏です。名人戦は共催に収まりましたが、協賛会社の発言が大きかったことは言うまでもありません。
名人戦は契約の5年目。この先どうなるかは全て白紙です。ネット棋戦はいつまでも続くことを願っています。その担当者だった人が49才の若さでまさかの急逝。
公益社団法人日本将棋連盟は、会長米長邦雄名の花を出し、女流棋士会からも出させて頂きました。お通夜には田中寅彦、谷川治恵両理事が行きました。1000名以上の弔問客だったろうという報告でした。
7月2日が告別式。井戸を掘ってくれた人の恩を忘れてはいけない。会長の私が駆けつけました。
これからも将棋界がお世話になると思います。名人戦の七局目を見届けるかの如き永眠。余りのことに呆然としております。
故人のご冥福をお祈り申し上げます。
ツイッター(2011.6.25記)
ツイッターは面白いです。一日に2回つぶやくのを原則としている。そのうちのひとつは社会風刺。というよりも菅総理のことをおちょくってるんですね。思わずニヤリとすることを書く。もうひとつはダジャレ。オヤジギャグですね。
自分自身でも分からないことが多い。
フォローは私がしている人はゼロ。フォローされているのは27000人余りです。一年一ヵ月経ちます。ここまでくるとフォローする訳にもいかず、いっそのことゼロのままにしておくかと思っています。
ブログなどと一番違うのは私へのコメントや、フォローの時のつけ加えた文章などは私以外の人は見られないことです。
将棋を全く知らない人の方が多いように感じます。「面白いジイさんだwww」「理想的なジジイ。自分もこうなりたい」、こんな類が多いかも。あとは座布団の枚数です。
氣楽にちょっと書いたものが大受けしたりして驚きます。絶対受ける筈という自信作はえてして誰にも見向きもされないことがあります。
大体において説明などは嫌われるようですね。俳句の世界と同じで、文字が一字でも少なくするという心掛けが極めて重要みたい。
名人戦第七局は実況中継をしました。といっても指し手には触れずに状況だけですけどね。
終局と同時に書き込みましたから、恐らくはどこよりも一番早く結果が出たのかもしれません。これは2日間で20回くらい打ち込んだのですが、翌日からは一日2回のペースです。二日酔いの頭でアサヒドットコムを思いついたのは我ながらあきれます。
毎週一回更新の週刊ヨネナガや日記と連動して、何か面白いことが出来ないものか考えています。
復興支援(2011.6.18記)
地震、津波、原発と、惨状は目を覆いたくなります。将棋界としては微力ですがいくらかでもお手伝いしたいと考えています。
島朗理事を東北方面の担当として、将棋関係者の支援、相談などを受け持ってもらっています。
義援金
大きく分けて3通りです。
@公益社団法人が赤十字社に出すもの
A棋士が集めたり、ファンが募金して下さったり、棋士が寄付したりするもの
このうちAは、将棋に使うものと、将棋を離れて一般的に使うものとに分かれます。
支援金として拠出するのは日本財団です。現地へ行かれた方はすぐに氣づく筈ですが、多くのNPOの仕切りなどは日本財団がテキパキと指示を出しています。
本当に困っている人は誰か。どこか。こんなキメ細かい点も出来るだけのことをやっています。
しかし多くのNPOは人も金も足りません。一番困るのは、段ボールでドサッと物資を送りつけて、良い事をしたと思い込んでいる企業や個人が多いことです。大半は保管に場所を取り、結局捨てることになる。却って邪魔です。人間も同じこと。生半可なボランティアほど困るものはありません。
という訳で、日本財団を通じてお役に立つようにしています。
将棋のために
将棋のためだけにという限定された寄付金もある。そのお金は、まずは支部に現金のお見舞いとして、島理事が直接手渡しました。
皆さん本当に心から喜んでいただけました。これから棋士派遣など諸々現地と相談して進めてゆきます。
赤十字社
うーむ。難しい。
赤十字社に3000万円寄付するんだから、簡単かと言うとそうではないんですね。
基本財産、つまり定期預金などから送金するなどは、定款改正する必要があるんだとか。公益社団法人日本将棋連盟の定款には、赤十字社への寄付という項目が無い。たいていの企業も無いと思いますけどね。
困りました。とりあえずは連盟内部の金を借りて振り込むということになったのです。そしてそのお金は、これから棋士に謝金として支払う金から差し引いておくということです。
赤十字社へ寄付するといったら「どうぞ」というのが当り前なんでしょうけどねぇ。法律は分からない。
尚、全く寄付をやめたらどうなるか。それは全く問題ありませんが、寄付すると公言した以上は出さないと信用にも関わります。
棋士でも100万円単位で金を出した人、全く出したくない人がいるようです。90%以上が理事会の方針に賛同してくれているのは心強いし、有り難いことです。
放射能(2011.6.13記) 福島の原発については誰が悪いのか。どうすれば良かったかは問題が多いことでしょう。しかし、今現在は既に飛び散っている放射線についてどうするかが火急のことです。
政治家もマスコミも原発のことをまだ氣にしているようですが、あれはもう「もぬけの殻」なのです。それよりも日本中に散らばったものをどうするかの方が急ぐべきことなんですね。
○基準値をどうするか。
全てを検査して、安全確認を徹底しますと日本中の水道水は飲んではならぬということになるのでしょう。米を作ったり、野菜を作ったりしますが、それも全て食べてはいけないことになるのかも。
○全国にソーラーシステムを広げるんだとか。
それを実施したら日本はアウトになります。太陽光発電のためにはそのソーラーシステムの下の土地はメチャクチャになってしまいます。放射能の方がまだましということが分かっていない。
出来るのは、せいぜい家屋やビルの屋根や壁の利用までですね。休耕田をパネルで覆うというのは目を覆うような結末になります。
○非常事態宣言
まだ出ていないんですね。のんびりしている官邸です。半径20kmの人は避難といっていますが、もはや全国どこでも同じかも。それなら自宅に戻って、食と水の安全性を確かめて、ペットボトルなどを配る。そして土地改良など日給を出して、多くの人に働いてもらうべきです。
今は原発について考える時ではない。空に飛び散り、地上に降り、地下に浸みる。それをどうするかが勝負の時だと思いますね。
被災地支援(1)(2011.6.4記)
以下で記すことは日本財団からの情報で全て正しいです。本当に現地はひどい。被災された人とそれを善意で助ける人とがいる。日本人の心がひとつになったというのは、とてつもなく大きな救いでしょう。
善意
残念ながら、これについては現状をきちんとお話しする必要があります。物資を送るのも善意です。粉ミルクが足りないらしい。寒いから毛布が必要だろう。多くの人々が送り届けましたが、残念ながら必要としている人々の所へ早急に行き渡るなどということはありません。山と積まれた段ボールを廃棄するよりないという例がいっぱいあります。
会社を挙げて物資を送る。その善意、企業精神は素晴らしいのですが、却って邪魔になっているものが圧倒的に多いのです。
ボランティア
現地へ行く。有名人がテレビで取り上げられるようなケースは例外なのです。自宅を出てから自宅へ帰るまでは全て自己完結。旅費は勿論、食べる物も持参して出かけなければなりません。日本財団は現地でのNPOの支援活動をテキパキと要所要所に張り付けて頑張ってもらっています。NPOの総元締めとも言うべき存在です。
彼らは4、5日の間風呂にも入らず、食事など自分の事は自分で済ませます。5日目くらいにバスに乗り合わせて現地を離れますが、そのバスの中は異臭が漂う。はっきり言って臭いのです。髪の毛も洗わず、泥がついたままで帰ってくる。活動を終え、シャワーを浴びたりしたボランティアが必ず言うのは「あの臭いことが尊いこと。一生の思い出になります」というセリフです。
現代人は贅沢をし過ぎているのでしょうか。
総会(2)(2011.5.28記) 将棋の項からの続きです。外部理事のご挨拶です。川淵三郎日本サッカー協会名誉会長。
「私は将棋が好きでNHKはビデをを録って観ています。いつか米長会長とゴルフをした時、ロングボールでドライバーを快心の当たりで打った時、米長さんが2オンしたら参段をあげると言われたので、4番アイアンで打ちました。球はグリーンに直接当たってオーバー。私はせめて初段は欲しいと申し出たところ、オンと見做すと言われてホッとしました。その免状は国立競技場へサッカー部の人(深浦康市部長、中川大輔副部長)が持ってきてくれましたので、サッカーの試合を観戦していただきました。サッカー界の知識を活かして将棋界のお役に立ちたいと思っています」
小林千寿日本棋院常務理事
「私がまだ20代前半の時の話です。米長会長と囲碁を打つ機会がありました。対局室へ入ると米長会長は羽織袴で正座して私を待っておられて、私はビックリしました。そして対局前に私の顔をじっと見つめて「あなたは恋をしていますね」といわれてまたギョッ。あんなに意表を突かれたことはありませんでした。私はヨーロッパに7年住んでいました。海外の普及について、将棋界のお役に立ちたいと思っています。又、女流棋士の地位向上というんでしょうか、囲碁の女流と将棋の女流との架け橋になれればと思っています」
渥美雅之(棋道師範)
「私のような者がここに座れるということは畏れ多いことです。私はプロ棋士の先生方を心底尊敬している者です。それが理事として、こうして先生方にご挨拶出来ることを大変光栄に思います。微力ではありますが、将棋界のためになることなら一生懸命尽くしたいと思いますので宜しくお願いします。3月11日の地震、津波の後の先生方の素早い動きには感銘を受けました」
谷川治恵(女流棋士)
「女流棋士も正会員に加えていただいて大変光栄です。僭越ですが、女流棋士を代表してお礼申し上げます。非常に活発な議論の総会で驚きました。これからもみんな仲良くして将棋界のために尽くせるようお願いいたします」
監事・大内隆美(構想日本政策スタッフ)さんからは公益社団になるための苦労を語っていただいた。
「参稼報償と支部の名称使用の二つは他の社団、財団のための新定跡を打ち立てたことになります。日本将棋連盟がその定跡を作ったのです。云々」
島朗理事(震災復興担当)からは棋士の協力への感謝の弁がありました。
4時に本日の総会、理事会、挨拶は全て終了。4時30分から5時15分まで記者会見。かくして記念すべき5月26日は終ったがじゃ。6時からは常勤理事による役員会。副担当理事を決めたりして約1時間15分です。
ああ団鬼六(2011.5.21記)
5月16日の弔辞は語りかけたものです。その時のテープを全文記します。トップページの写真はその時のものです。(写真提供:弦巻勝氏)
弔辞
団さん、お別れに参りました。将棋の米長邦雄です。
あなたは本当に将棋の好きな人でした。プロ棋士を初め、編集者、カメラマン、みんなをおおいに楽しませていただきました。酒を飲み、歌を歌い、そして怪しげなところに誘ってくださいました。あなたは自分が楽しいことよりも、そこに居合わせた人に大いに楽しんでもらい、それをみて自分の悦びとする真しく旦那でした。自分のお金を使い、心配りもしたのです。
相手を悦ばせて自分の悦びとするのは、あなたが男女の交わりで得た人生の究極の極意ではないかと思います。そういうことがあなたの一番の魅力であったと思います。
あなたにはいろんなところに誘われました。しかし、私はある一線を踏み越えることなく、あなたのお誘いを断り続けていました。どうしてもあなたと一緒に時を過ごすことが怖かったのです。朱に交われば赤くなる。だからあなたとの付き合いをほどほどにしたいと申し上げたところ、「何を言うか。おれは本名は黒岩幸彦だぞ。赤じゃなくて黒だ」と怒ったのを覚えています。
今から15年前、あなたの長女の結婚の仲人をやりました。その披露宴のときに、前の奥様と今の奥様のおふたりがその披露宴の席で本当に仲睦まじく、笑って話をして友達、姉妹以上のような感じを受けました。それはあなたの男としての魅力がそうさせているのだと思いました。本当にいたく感動しました。
あなたはいろんなものを好きでした。酒、女性、日本刀、そして将棋。しかし、あなたが一番好きだったのは小説を書く、ということだったのではなかったのでしょうか。私には詳しい経緯はよく分かりませんが、あなたは突然絶筆宣言をして、まったく小説を書かない日々を過ごしていました。そして、あなたが将棋を指しているとき、将棋界にとっての本当のアウトロー小池重明と言うどうにもならない男が現れた。あなたはその男を題材として立派な小説として書き上げました。一人の人間をどれだけ愛し、どういう角度から見て、どのように表現したらこんな小説ができるのか私には不思議でなりませんでした。本当にすばらしい小説でした。
あなたは人を見る目が非常に優しく、それがあなたの魅力でした。79歳という年はまだまだ若いのでしょうが、あなたはご自分も承知されている通り、やりたい放題をすべてやった筈です。ほかの人の120歳にも匹敵するほどの人生だと思います。どうか安らかに。天国で将棋を指しながら過ごして頂ければと思います。心からご冥福をお祈り申し上げます。
文化庁予算と義援金(2011.5.15記)
文化庁からの伝統文化への予算は70億円です。昨年は20億円でしたから、大幅に増えたように見えますがそうではありません。将棋に限って言えば、予算が得られ難くなりました。
日本将棋連盟からの申請でなく、県単位、あるいは市区町村で複合型の申請になるからです。それでも過去の実績から「子ども教室」などを継続している人々にはダメ元で申請してもらっています。
福島県A市。ここは囲碁と将棋の複合型です。日本棋院と日本将棋連盟の合作。被災された人、原発で移動を余儀なくされた人の受け入れ市でもある。
勿論文化庁からの予算がもらえるといっても儲かるとか得するというのではありません。経費が軽く済むかどうかということであって、出費がかさむのは仕方がない。
棋士の謝金も一日2万3300円です。もっともボランティアでも行くという棋士も多く、ようやく公益社団法人がひとつになりつつあるかのようです。
申請が通るかどうか、どの程度認められるかは分かりません。普及、あるいは被災地支援ですから赤字になるのは当然です。しかし会長としてはどの程度の数字で押さえるのかを決めておく必要があります。
東北方面の支部で大きな被害を受けたところの12ヵ所へ第一次のお見舞い金を持参いたします。1ヶ所10万円×12=120万円。特に西日本のファンの皆さまの温かい義援金です。全ての収支はオープンになりますが、第一回目は以上の通りです。被災地の皆さまには何と申し上げて良いのか分からないほどのご苦労だと思いますが、少しでもお役に立てればと思います。
又、お金を出して下さった方々に厚くお礼申し上げます。
バランティア(2011.5.7記) ボラセン。ボランティアセンターのこと。阪神淡路大震災の時、居ても立ってもいられない人は多かったでしょう。しかしボランティアに駆けつけてもかえって邪魔になるだけということにもなりかねません。
被災した人が何を求めているか。誰が何をするのか。この仕切りをするのがボラセンです。
三国港沖でロシアのタンカーから重油が流出。海岸が油だらけということがありました。その時駆けつけたボランティアは総勢27万人。神戸の時から2年後でしたが今度はうまくいった。
その仕切りで大きな役割りを果たしているのが日本財団です。当時、曽野綾子率いる日本財団は、いち早くボランティアに来た人々に雨ガッパと軍手を各自に渡したのです。
これがどんなに役立ったことか。それを見た私が週刊文春のコラムに書きました。
日本財団は4月1日から公益財団法人になりました。今回も勿論東北地方へは真っ先に行き、連日大活躍しています。本名が日本船舶振興会。殊に三陸の海は我が事のように思っている団体です。一時金として5万円の現金を手渡したのはそのためです。
もっともっと金が欲しい。みなさん、日本財団への寄付を宜しくお願いします。赤十字も立派なところで同じ免税措置がありますし有名です。しかしこちらの方は被災者の手元にお金が渡るのは早くても5年後ではと思います。
バランティアは私の造語です。詳しくはtwitterをご一読下さい。
理事手当(2011.5.1記)
公益社団法人はいいですね。全てがオープンに出来るのです。隠し事もなく、なんでも公表です。先ずは理事手当て。これは「会長の手当てが余りに安いのは問題」と指摘されているものです。
5月26日までは8名です。総会のあとは常勤7名、非常勤6名の予定です。予定というのは当日選ばれた理事の互選で全て決まるからです。
現在8名の理事手当は合計で月額280万円くらいです。4月分は震災のための支援金として1ヶ月分を拠出しました。先般の3000万円とは全く別枠です。
理事手当は8名殆ど同じですが、常務、専務、会長は少しずつ高くなります。理事はボーナスがある。4ヶ月分です。米長会長の手当は年600万円強ということになります。
職員との比較ですと、私は丁度まん中でしょう。新人などは勿論私よりも安いのは当り前ですが、私よりも高給はザラです。当然私の態度も違うんですね。「俺より給料が高い者はもっと働け!」。こわい会長だね。
理事の仕事は365日24時間、将棋界のことを考えることにあります。私の本来の仕事は千駄ヶ谷に来るのではなく、外部の人達とおつき合いをしておくことと思っていますが、そうもいかない。
内部から足を引っ張る人もいますし、まずは組織の足固めが急務だからです。
5月26日から職員から1名、理事に昇格予定です。
「君。君の手当だけどな。特別に会長と同額にしてやるよ」
「えっ。と、と、とんでもない。まさか」
理事になっても今の給料よりはるかに下るのは困るんでしょうね。理事手当の変更は正会員総会で決まります。私が会長を辞める時には大幅な増額案を提示するつもりです。
4月27日の理事選については回想録をご覧下さい。
支援金・義援金(2011.4.25記) 赤十字社などに寄付をした人達は多く、金額も1400億円を超えました。一刻も早く被災された人の手に渡るよう祈らずにはいられない。
日本政府は国際ルール違反を犯したのに、誰も怒ろうとしません。国と国とが戦争をする。大統領も皇帝も相手を負かすのに懸命です。このような時でも敵味方関係なく傷ついた人々を救うのが赤十字の役割りです。赤十字の働きには政府も皇帝も大統領も口出ししてはならないのです。
今回、日本政府は委員会を立ち上げて1400億円の分け方を決めさせた。ルール違反で史上初のことです。赤十字憲章違反です。
赤十字の金は各県などに分けました。その後はどうなるか。5年後くらいに分けられれば良い方でしょう。
みんな怒れ。善は急げといいますが、寄付した善意は全く生かされません。一刻も早く届けるべきなのに、今回は責任の所在を分けただけで、現金を被災者に分けたのではありません。
支援金
NPO、ボランティア活動などをしている人達に回すのは支援金です。ただ、今回のような非常事態の時には緊急支援として、「今、生きている人々に早急に手渡す」ことを日本財団は行いました。現地へ足を運び、被災者に直接弔慰金、見舞金を手渡したのです。
万全を期し、二重取りや死亡確認などを徹底的に調べてからお金を配る方が良いんだろうか。そのタイムラグが問題です。しかも、その調査に費やしたお金は人件費も含めて計上されてしまうのです。驚くべき実態もみんなで調べて頂きたい。
日本財団は1円単位まで全額支援した会計報告をします。私は赤十字をチクリとしているのでもなく、日本財団が素晴らしいと言っているのでもありません。事実のみを述べているのです。
政府が菅がえていることが偽援金や疑援金にならないよう祈るのみです。
女性棋界(二)(2011.4.16記) 里見香奈が奨励会1級の試験を受けます。3月下旬に申し出がありましたが、会長としてはいろいろやることがあるんです。
○女流棋戦の方はどうなるんだろう。主催者はどう考えるんだろう。まず多くの人に集まってもらって意見交換です。
○奨励会の方はどう思うのだろう。
○里見本人の意思と理事会との認識のズレのすり合わせ。
いろいろあったもので、4月13日リリースという運びになりました。
迎え討つは女性会員。奨励会にも強い女性がいます。3人がお相手をする。面白くなってきた。今回の一件は里見香奈は女流棋士のスターではありますが、それに匹敵する女性が存在することを多くのファンが知ることになりました。
奨励会の女性会員は新設のリコー杯女流王座戦にエントリーが出来ます。こうなると他の女流棋戦の方にも出てもらいたいと希望する社が出てくるかも知れません。
実は新設される棋戦は誰が優勝するのか分かりません。一般的には現在の女流棋士の中からと考えるのが普通でしょう。しかし、奨励会員が優勝してもおかしくない。小中学生を含むアマチュアもチャンスは充分あります。もしも女流棋士でない人がタイトルを獲ったら日本将棋連盟の正会員になれるのでしょうか。そもそも女流棋士と奨励会との重籍は許されるのでしょうか。
多くの問題を抱えているようでさにあらず。全てがきれいに解決する方法があります。それはファンの声とスポンサーの意向です。いわば天の声ですね。
里見香奈の入会スケジュールは下記で。
http://www.shogi.or.jp/topics/2011/04/post-405.html
女性棋界(2011.4.10記)
私は将棋界の女性を3通りの人達と考えていたのですが、実はもうひとつありました。
@公益社団法人に所属する女性
現役と引退者、正会員と準会員がいます。
A日本将棋連盟を退会した女性
これも現役と引退者の2通りです。3通りに分かれているらしいです。会社社長で張り切っている人、一人会派で頑張っている人、団体を形成して活動している人達です。
Bアマチュア
あくまでプロとは無縁、もしくはこれからプロを目指そうとする人達です。近頃は小中学生中心に強く、人数も多い。
リコー杯女流王座戦が始まりますが、アマチュアは大阪大会が30名、東京は20名の参加があります。驚くなかれ、その中に優勝候補が複数いるとも噂されています。
C奨励会、研修生
突然降って沸いたような話です。
リコー杯は女性なら誰でも参加出来ることにしました。アマ、プロ、年令、所属先、現役、引退、全て関係ない。引退した女性もアマチュア枠の中で参加出来ます。勝ち上がれば500万円プラス対局料がゲット出来る。
問題は奨励会員。参加を認めました。現在2級に2人、4級に1人いますが相当な強さです。
問題点と今後
○囲碁の世界は男も女もない。対等に昇ってゆき初段からがプロ棋士。男女一緒に棋戦に出られますが、女性は女流だけの棋戦があります。
○将棋の世界は女流棋士と奨励会の重籍が問題になります。ここが議論されるかと思いますが、ファンの声とそれを反映した主催者、スポンサーの意向が重視されますでしょう。
女流棋界への奨励会からの挑戦と、全く逆に女流棋界から奨励会入りを望むケースが出てくるかも。いずれにせよ、女性の男子棋戦優勝などがニュースにもならない時代が近いうちに来るような氣がします。
公益社団法人(2011.4.3記)
平成23年4月1日から日本将棋連盟は晴れて公益社団法人になりました。
正しく記すと、3月31日までの社団法人は解散しました。全てを白紙にして公益社団法人へ移行したのです。全く新しい組織として生まれ変わったのです。
米長会長のコメント
「将棋にお仕えする」。これがモットーです。
ただそれだけです。白紙にするということは棋士の既得権の放棄でもあります。社会保険も国民健康保険になりますし、夏と冬のボーナスに匹敵するものも全てなくしました。
これからは将棋が強いか、それとも普及活動を一生懸命するかのどちらかが求められます。女流棋士も四段以上の8名とタイトル経験者1名の計9名が正会員になりました。史上初の女性会員が生まれたのです。
この度の大震災には3000万円を義援金として拠出しました。公益社団法人の第一手目です。次いで「将棋の話」でも触れたように、棋士達が一丸となって募金活動を始めます。
これとは全く別にアマチュア将棋ファン、支部会員などが東北の仲間に送る「エール募金」もあります。阪神淡路大震災の時、兵庫、大阪、京都の将棋教室などに励ましの文章、お金が届けられました。この時のお礼をしたいというのです。勿論、これはあくまで将棋界の仲間だけのものです。
心の復興
今は食べる事、生きる事です。やがては心の在り方が大きく問題になってくる筈。
将棋は環境にも優しいものです。電氣が無くても楽しめるのが強みです。棋士達が被災地へ行き、子ども達にも愛棋家にも喜んでもらえる日が近々訪れることでしょう。
新法人と寄付(2011.3.27記) 4月1日から公益社団法人としてスタート予定です。
正会員は四段以上のプロ棋士と女流棋士。女流の中には三段でタイトル経験者もいます。正会員は年会費を支払います。現役は男女問わず10万円。引退者は1万円です。
棋士名簿
加藤博二、丸田祐三をトップとして入会順に並べてあります。女流棋士の正会員9名は205番・佐々木勇気、206番・船江恒平の次になります。番号は女流棋士になった順です。216番・門倉啓太、217番・阿部光瑠までが全員の名簿です。
女流棋士名簿
4月1日からは新しい番号になります。1番が関根紀代子。そしてラス前が室谷由紀。新人がそのあとに続き北尾まどかです。
これからの再入会者、又は新人は入会順につけ加えられます。三段以下の女流棋士は日本将棋連盟の準会員です。会費1万円。といっても今までのような対局権利と義務は全く同じです。
大きなポイント
対局料、賞金などが認められたのは有難かったです。支部も認められた。但し、これは支部に対しては「その名称を許可するかどうかの権限がある」という決着です。
おかげさまで支部は今まで通り、対局も同じように出来ることになりました。全てはファンの後押しのおかげです。感謝します。
■震災のための募金活動
赤十字社に3000万円寄付しました。続いては街へ出ての募金活動です。あるいはチャリティのイベントを行います。これらは一般的なもの、他には支部会員、アマチュアファン主導のものがあります。これは東北方面の将棋仲間のための募金です。連盟の口座は以上2通りです。
棋士は棋譜よりも寄付だ。今はその時期ですね。
義援金(2011.3.19記) 皆さまへのお願いです。日本将棋連盟はこの度の震災に対して3000万円を赤十字社に義援金として送りました。これはプロ棋士、女流棋士、職員の氣持ちです。
将棋ファン、一般の方々へのお願いです。それを記します。
私が評議員をしている日本財団は最も信頼出来る救援活動をしている財団です。 以下に募金のお願いをコピーします。
<一般募金のお願い> 日本財団
●東北地方太平洋沖地震への募金のお願い
皆様におかれましては、ご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、「東北地方太平洋沖地震」の惨状につきましては報道を通じご理解のことと存じます。
日本財団では、1995年の阪神淡路大震災より災害時の活動を行って参り、今年の九州新燃岳噴火までの出動救援活動は28回を数えます。
しかし、過去はいずれも限定された地域でしたが、今回の不幸は被災地があまりにも広域にわたることです。
日本財団は過去のノウハウを活用して懸命の努力をして参ります。
現在、日本国内はもとより世界中で募金活動を行っており、反響も日に日に大きくなってきております。
つきましては、日本財団のウェブサイトCANPANでクレジットカードによる募金活動を行っており、お振り込みいただける場合の日本財団の口座は下記の通りです。
是非浄財を賜りたく存じます。日本財団では、後日詳細な救援活動の明細をはじめ会計報告を行い、ご寄付下さった方々へ感謝の報告をさせて頂きます。
突然のことではございますが、重ねてご協力お願い致します。
日本財団 会長 笹川陽平
■銀行振り込みの募金
三菱東京UFJ銀行
支店名:本店 普通口座:0492440 名義:日本財団
振込元名義人の頭に「サイガイ」とつけてください。
例えば振込元名義人が山田太郎の場合、「サイガイ ヤマダタロウ」です。
※領収書が必要な方は、必要事項を明記の上、メールにてご連絡ください。
メールアドレス: kifu@ps.nippon-foundation.or.jp
メール件名: 領収書希望
記載事項: 領収書宛先・送付先住所と宛先・連絡先電話番号
原発(2011.3.14記)
地震に対する将棋界の姿勢は「将棋の話」をお読み下さい。
ひどい。ひどすぎる。千年一回という地震については何を書き、何を言うべきか。言葉を失うとはこのことでしょうか。
津波の恐さを知りました。今は原発の方にマスコミの報道は集中しています。どうも報道が偏っていすぎはしないだろうか。マスコミは現状を正しく伝え、何を反省すべきか、これから何をすべきか、どうなりそうなのか。それをきちんとすることが大切です。
原子炉の説明は良く分かった。分からないのはこれからどうなるのか、だからどう対策を講じるのかではないのか。学者の先生と枝野様の顔は充分見ましたです。
総理大臣がきちんと説明し、今後の見通しを正直に話すべきです。原発も現場の人は命懸けで修理をしているのだから、こういう人々を励ます労いの言葉は無いのかと言いたい。
どうか被害が最小限にとどまりますように。
スポンサー(2011.3.6記) 3月10日に女流の新棋戦の記者会見があります。今なぜ女流なのか。これは当日明らかになることでしょう。スポンサーの本音が聴けるかも。
囲碁の十段戦。なんと森ビルがスポンサーになるんだそうです。なぜ囲碁なんだろう。社長というかオーナーの森稔さんは知己の一人です。
石原慎太郎知事を囲む会のメンバー同士。知事は言いました。「米長さん、森さんはいつも金儲けのことばかり考えている」。その森さんがねぇ。
3月4日はNECカップの前夜祭がホテルオークラでありました。囲碁のスポンサーになって30周年とか。NECは20代の私が将棋を教えに行っていた会社です。
来週の18日はドコモ杯女流棋聖戦のパーティがニューオータニである。囲碁です。 ドコモは対局型、中継型どちらも将棋の方だけがモバイルサービスをやっている。
そうか。将棋の方も頼んでみよう。みんなオイラを応援してね。
将棋とNIE(2011.2.26記)
NIE。Newspaper in Educational。4月から新聞を教材にした授業が始まります。新聞社も各社これに取り組んでいて、担当者は大忙しのようです。
新聞社それぞれのやり方と、文部科学省の方針と米長流の解釈は違っている。
ゆとり。これは素晴らしい発想による教育だったのです。これが良かったのかどうかが問題。
生きる力を育む。
知識を詰め込んだところで何になる。智恵を使うことを知ってこそが教育である。これがゆとりです。究極のゆとりは座禅ですね。何も考えず、ただただ瞑想する。これをアホな無駄と捉えるか、得難い時間と捉えるか。
全てのマスコミは「ゆとり」を徹底的に叩いたのです。言い出しっぺの寺脇研も可哀想になぁ。東京都教育委員の米長も必死に援護したんですが多勢に無勢。いわば変わり者扱いになったがです。
NIEは実は「ゆとり」の変型なのです。新聞から得た知識が学力とは少々違うことに氣づくはず。新聞を教育に取り入れることは一種のゆとりです。
将棋は「生きる力」を育むためには絶好の教材のひとつと自信を持っています。ただ、悲しいかな理論武装が出来ていません。これから研究、討議してゆきます。どなたか「こうすれば良い」という人が居ましたら教えて下さい。
(つづく)
ペイオフ(2011.2.19記)
「米長会長、預金は全て解約して利子無しの元金保証にしても良いんですか」と経理部長。
「勿論、2月15日までにそうしてくれ」
「利子が損になるんですが・・・」
「銀行が儲かるだけのことだよ」
利子は年間1%もありません。1億円の元金にしても100万円はとてもないのです。それより、もしもの時に1千万円しか戻らないよりは「保険料」と考えたら安いもんです。
2月17日の産経朝刊に私の「大相撲 こうすれば立ち直れる」は反響があり好評でした。
同日の夕刊フジには凄い記事があった。「IMFが財政再建要求」が見出しです。町田徹記者のレポートです。同じ内容のものは昨年の10月に読売新聞経済面にも出ましたが、なぜ大マスコミは書けないんだろう。
日本の国債の格付けが下がったのは記事になりました。本当に恐いのは4月1日に公表されるIMFの声明の方で、45日前に検討される。恐らくは2月15日には内容も分かる筈だからマスコミが騒ぐと思ったのですがねぇ。
日本は40兆円の収入で90兆円の支出です。こんなことを続ければ国がおかしくなるのは小学生にも分かります。総理大臣もマスコミも疎いんでしょうかね。
IMFが4月1日に「日本の財政再建指針」を示すのだろうと読みます。そろそろ赤字も1000兆円を超えるので当然です。それに備えておく。
日本の将来が心配ですが、それより自分の心配でしょうか。
パーティ(2011.2.12記)
先週は月曜日が帝国ホテルで張栩王座の就位式。賑やかでした。正午からです。
台湾からは馮さんが来賓挨拶。日本大使という肩書きです。本心からの親日家。
「今年は辛亥革命百年目の年です。辛亥革命発祥の地である日本にたいして同胞の張先生が活躍していることは限りなく嬉しい」。聴いていた私は胸が熱くなってきた。孫文は日本の友人、知己の助力を得て大事を成し遂げたのです。
寿司を3個(イカ、ヒラメ、エビ)だけ食べて場内一周です。
火曜日はホテルニューオータニで囲碁将棋チャンネルのパーティ。山下敬吾竜星と佐藤康光銀河の合同祝賀会。私も将棋界の長としてご挨拶。少し控え目にしておきました。どうも発言が目立ちすぎるのではないかと思ったもんで。
賑やかでした。囲碁は連日ですから100名くらいの人が二日連続だったと思います。夜の6時からですが殆ど食べずに歓談。
北見から来られた北見ハッカの社長と写真をパチリ。シャッターを押したのは山下竜星ですが、こんなお願いは山下さんも初めてでしょう。
全てのお客様をお見送りするまで居ました。親会社の東北新社からも関係者が来られていて賑やかでした。
パーティは腹が減る。帝国ホテルはご馳走だらけでしたが残念。午後2時に来客がありましたので千駄ヶ谷へ。途中コンビニで肉まん、あんまん、お茶を買って昼食です。631円也。
ニューオータニは外へ出てから8時半頃となって、やっと食べられた。勿論自腹です。楽しい二日間でした。
将棋と相撲(2011.2.5記)
投げたら勝ちが相撲
投げると負けが将棋
八百長疑惑が浮上したのが相撲
そのようなことは全くないのが将棋
米長哲学が浸透しているからです。
本日の東京中日スポーツの私のコラムから一部抜粋します。
「自分には消化試合であっても、相手には一生を左右する程の対局は必ず勝たねばならぬ」これが骨子である。これを守る者には幸せの神が微笑み、破った者は勝負師失格の烙印を押されることになる。
心技体と一口に言うが、将棋であれスポーツであれ技術の研鑽、体力作り、精神力の三つとも精進するのは並大抵のことではない。中でも精神、心の在り方は勝敗を決める大きな要素になる。
負けた将棋を振り返ってみれば、実力を出し切っての敗戦は数えるくらいしかない。どうしてあんな手を指したのかとあきれる手を指して負けるケースが目立つ。後で考えてみると「楽観していた」「ふるえていた」「昨日のカミさんの態度が頭にくる」「持っている株価はどうなったか」等々心の迷いというか、欲というか「平常心」を保つことの難しさを教えてくれる。一局毎に技術以上に心の修養になるからこそ道なのであろう。
ネット解説(2011.1.29記)
棋王戦は久保利明に渡辺明が挑戦します。その第一局は2月6日に宇都宮グランドホテルで行われます。
日本将棋連盟ではこれをインターネットで中継(無料)。モバイル(有料・月額315円)でも中継します。
な、な、なんと。米長邦雄も個人で解説する。このホームページの中に「対局型掲示板」というコーナーがあります。そこをご覧下さい。
2月6日はホームページを更新して、昼過ぎから終局まで解説です。勿論無料で誰でも観られます。終局は夜7時半頃かと思っています。
会長だからと言って、勝手にネット解説などしても良いのでしょうか。しかも当日は日本将棋連盟の中継と相互リンクしての解説。全て無料です。
誰の解説よりも、どこの解説よりも、私の解説が一番面白い筈。いわば中継スタッフへの挑戦ですな。
ちょっとだけコマーシャルが入ります。民放ドラマの最中に提供企業のコマーシャルが入るのと同じようなことです。もっとも、そのコマーシャルにしても主演が私ですので、面白く宣伝臭のないものにしたいと思います。
実は「将棋倶楽部24」とケイタイが連動するのです。2月7日からです。まずはNTTドコモからです。月額315円。ケイタイ同士でもPCとでも対局出来る。モバイル会員になった方は、私のエッセイを4回お読みになったことと思います。
何はともあれ2月6日は是非私のホームページで一日お楽しみ下さい。
質問などはどうするか。一定の制限つきで、どなたでもどうぞと思っているのですが、こればかりは私の一存では決められません。
最古の将棋盤(2011.1.23記)
実物を見てきました。今から500年くらい前の将棋板なのです。両端が見つかったので、それを元に一面の将棋盤を作成して展示してありました。
どうやら将棋好きの人の持ち物を、多分嫁さんでしょうが、まな板代わりに使っていたのではあるまいかということでした。そうであれば酸いも甘いも分かっている名盤でしょうか。
島根県の出雲弥生の森博物館に展示されています。出雲空港から車で30分の所でした。
先週の東京中日スポーツのコラムにも書きましたが、将棋類に関しての最古の絵は2600年程前のものです。アキレス腱で有名なアキレスがチェスを指している姿を描いたもの。私はチェスと将棋は同根と信じているので、将棋もそこまではさかのぼると思っています。
日本に伝わってきたのはいつ頃か。そのルートは?これは謎だらけです。今となっては難しい。初代名人・大橋宗桂の将棋を見ますと既に相当のレベルに達しています。トッププロが強いということは長い時間が必要です。一朝一夕には強くならないからです。
今回の最古の盤の発見により、将棋の歴史はさらにさかのぼります。私は奈良、飛鳥まで行きつく筈と思っているのですがどんなものでしょうか。どなたか詳しい方はご一報ください。
出雲(2011.1.16記)
今週後半は出雲へ出張です。
下記のスケジュールですので、お時間がありましたらお出掛け下さい。
19、20日両日は温泉地へ蒸発。
○中国電力「エネルギア文化講演会」
日時:1月21日(金)午後2時〜3時半
場所:玉峰山荘(奥出雲町)
無料ですが、事前申し込はFAXで。0854-54-1229 または0852--32-0620
お問い合わせ先:奥出雲町 地域振興課 0854-54-2524
「必ず笑う時が来る」と題して日本の現状と将来を説く。
会場は去年棋聖戦第一局を行ったところです。
○22日は普及サミット
これは全国12ブロックに分けて会長などが出張して、普及についてのディスカッションや講習会を催すのです。
日時:
指導者講習会 1月22日(土)午後2:00〜3:25
普及サミット 同日 午後4:00 〜6:00
場所:ニューウェルシティ出雲・百合の間
懇親会は女流名人位戦の前夜祭と合同です。普及指導員、支部長の分は将棋連盟負担。どうぞおいで下さい(こちらは牡丹の間)。
尚、これは事前に普及部へお問い合わせ下さい。
○女流名人位戦 前夜祭
日時:1月22日(土)午後6:30〜
場所:ニューウェルシティ出雲・牡丹の間
前売5000円
お問い合わせ先:出雲市文化スポーツ課 0853-21-6514
清水市代と里見香奈が直に見られる。私のスピーチもあります。
○大盤解説会
1月23日(日)
場所:出雲文化伝承館(縁結び交流館)
無料。問い合わせ先は上に同じ。
柿木システム(2011.1.10記)
ホームページとブログ。どのようなスタイルのものが一番良いのか分かりません。
私が10年ちょっと前にホームページを立ち上げたときは「サクサク君」で作成しました。富士通のパソコンのおまけについているような機能で、一項目に400字の大きな文字にしました。懐かしい思い出です。
カラー写真を取り入れたり、声を出したり、動画というものも考えられます。多くの人が書き込み自由のケースもあり得ます。
そこを敢えて旧来の型にとどめおくのが米長流。その代り、ツイッターなるものを始めてみました。
今回、対局型掲示板をリニューアルします。柿木システムなる優れものを取り入れるのです。「将棋の話」をお読み下さい。
将棋を一手指しての5行以内のコメントはどなたも自由です。この型で又しばらく進みたいと考えています。
最古の盤(2011.1.1記)
出雲市内から出土した将棋盤は15世紀くらいのものとか。現在では最古の将棋盤です。1月23日に私は現物を見に行きます。同時に県の博物館関係の人々にレクチャーを受けたり、トップと対談したりする予定です。午前中の予定ですが分かりません。
1月23日は女流名人位の里見香奈VS清水市代がある。あなたも前夜祭も含めてどうですか。
信長の頃の対局譜があります。相当に強い。そのレベルまで達するには100年やそこらでは届かないと思われます。今回の出土は1400年頃には将棋が盛んに指されていたのであろうという裏付けになりました。
私は仏教伝来まで遡るのではないかと思っているのですが、これは識者の説をお聞きしたいものです。まさか大国主命が将棋ファンだったなどということはないと思いますが、里見のファンではあるのでしょう。
出雲が急に熱くなってきた。