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財界賞

 カーオブザイヤー。ベストドレッサー。MVP。どの道でもその年のトップが賞されます。
 財界や経営者の中からも毎年表彰されるのです。その表彰式が今年は1月6日に有楽町の東京會舘で行われました。
 財界賞はキッコーマンの茂木友三郎氏。経営者特別賞はユニクロの柳井正氏。選考委員のスピーチや受賞者のそれぞれの謝辞が又素晴らしかったです。
 選考委員を代表して堺屋太一氏。「今日の受賞者は例年とは違います。これまでの日本は大量生産、大量消費に沿った経営が多かったのです。地価が全てを決める。そのような時期もありました。
しかし今は全く違う日本の姿が求められています。知価革命です。“物を考える”ことこそが、これからの日本にとって大事なことなのです」
 なるほど良いことを言うなぁ。メモメモ。
 続いて茂木友三郎様。上海の万国博では日本の高級食材を採算度外視して提供するのだそうです。「これからは高級な日本文化を輸出する時なのです。食文化こそが日本の文化である。中国においてもしょうゆというものの素晴らしさを広く知ってもらいたい」
 そうか。高級な日本、知力の日本をアピールする時が来たのか。
 次はユニクロが登場しました。「我が社は創業60年になります」。えっ?ユニクロいうのは安かろう安かろうの店でデフレの時流にのった会社ではなかったのか。
 世の中は不景氣です。この大不況でも勝ち組はいます。高級な日本文化こそ大切と訴える人も勝った。680円や980円のジーパンを売って全国展開している庶民の味方も勝った。
 ぐるなび社も受賞されていました。
 将棋界をどうリードすれば良いのかが少し分かりかけた氣がしました。

採用

 本日更新の将棋の話の「採用」をお読み下さい。

政界

 小沢一郎皇帝はどうなるのでしょうか。凡そ三通りが考えられます。
@議員バッヂを外すことになる
A在宅起訴
B検察は何も出来ず
 以上3つのどれかになります。Bであれば検察の完敗で小沢様はご安泰。
 Aはどうなるか。このケースは幹事長辞任でしょう。それは大事件かと言うとさにあらず。ご当人にとっては痛くも痒くもない。天下の闇将軍としてご健在。永世闇将軍です。
 @。これ以外、検察は勝ちがありません。勝ちとか負けとか表現することは正しくありませんが、実情と今後のことを思うとそう表現する方がピッタシです。
 マスコミも二分されている。読売VS朝日。久し振りに二大メディアの鮮明な論調が見られます。
 なんで紙包みの中に4億円もの札束をしまっておいたのか。この素朴な疑問には庶民は首をかしげている。父親からの金なら相続税はどうなるのだろう。毎月1500万円くれる母親、3億円以上くれる父親。あやかりたい。

道元

 私がNHKに出演します。道元についての番組です。聞き手は桜井洋子アナです。2月6日(土)午前10時5分からの放送。アーカイブスです。
 禅の修行と勝負の世界。私は永平寺の修行など仏法の悟りとは「無」になることと言い切りました。現代人は知識が多い方が賢いと思い込んでいる。しかし仏法では、知識など身についたものを全て捨て去り無心になることを説いています。
「人間でなく、動物でなく、植物になり切ることこそが究極」
「えっ。米長さん、それはどういうことですか」
「無。植物には私心がない」

 対局をしている時は、座禅を組んでいる時と同じなのかどうか。全てを無にしてはいますが考えてはいるのです。考えることすら捨てるのですが、先ずは一心不乱に考えることが第一歩でしょう。
 ともあれ番組を録画撮りしてご覧になって下さい。

書展

 私のような素人が書の審査員などして良いものでしょうか。山梨日日新聞社がそれをやったのですね。今年で70回目。70年続いた書展です。今年は三人のアマチュアが特別部門の審査員になりました。イルカさんと篠原勝之さんの三人。
 なにしろ幼稚園児から一般の大人まで2000点以上の作品が出てきたのです。 特別部門は感性で選んで下さいというのです。
 書を見て私はあることを思い起こしました。ニッポン放送では「わんぱく宣言」という作文スピーチコンテストを毎年行っています。小中学生の作文と当日のスピーチを競うものですが、全く同じ傾向にあります。
 小学一、二年生の頃は文字通りわんぱく宣言がされます。しかし高学年になり、中学生になると文章も上手になり「青年の主張」のようになってきます。書も全く同じです。個性をそのまま伸ばして大人の書を書くということは難しいようです。
 折りしも朝青龍が引退しました。モンゴルの少年がそのまんま横綱になったのでしょう。今は少年が生き抜くには難しい世の中なのでしょうか。

 私は大賞2点と佳作10点を選びました。今年のお題は「夢」。いろんなものが寄せられました。「億万長者」「三億円」とある。それも複数ですから夢のなんたるかが分かり易いです。「空を飛びたい」と書いたものも何点かありました。「生涯現役」「先ずは結婚」「玉の輿」。よーくわかります。「将棋は文化だ」「山日を読もう」こんなものもありましたが、“お世辞賞”でしょう。
 書家の先生方も一緒でした。私めが選んだ字は書家には決して選べないものです。というのは上手、下手ではなく感性で選んだからです。

 私が選んだものを書道の先生方が集まって、張り出された十数点を見、そして笑いが出ました。
 書は上手、下手ではない。その一枚の紙から温かさが発せられているかどうかである。選んだ私が教わった一日でした。
 書展は山交百貨店で2月25日からです。甲府駅近くですので、みなさんどうぞお出掛け下さい。