「クローズアップ現代」(2012.2.12記) 2月8日放送のNHKクローズアップ現代はご覧になりましたでしょうか。全国で1000万人以上の方が見たんですね。
人工知能(コンピュータ)とプロとの対局ですが、これを勝負という観点でなく、違う切り口で取り上げたという氣がしました。
当然対局には触れますが、私の作戦、考え方、コンピュータ将棋の研究開発者に対する私の友好的な姿勢等が語られていました。その結果、私にとっては思いもよらぬ福音がありました。女性ファンが急増したことです。将棋をあまり知らない人が将棋に関心を持つようになり、米長邦雄の存在に好意的になっている。このことは大きなことです。対局姿が美しい、惚れた等々、お世辞とは分かっていも嬉しい限りです。
出演というか解説されたのは電気通信大学の伊藤毅志助教授です。分かり易く、しかし専門的な意見はきちんと述べられていました。伊藤助教授は同じ大学の保木邦仁さん(ボナンザ開発者)の同僚です。対局の一週間前にお二人に会って、最後の特別作戦会議を開いたのも、今となっては既に懐かしい思い出かも。
新刊本「われ敗れたり」は、おかげさまで好評のようです。下記のURLで申し込まれた方には必ずサインしてすぐに発送します。お読み下されば幸いです。
http://item.rakuten.co.jp/shogi/1518060/
「われ敗れたり」(2012.2.5記) 「若い愛人も居ないような人はコンピュータに勝てません」。この一言のコメントは、twitterの世界ではその日のトップニュースになったんだとか。
新刊本はそんな話も入っていますが、将棋のルールを知らない人が読んでも楽しめるよう工夫してあります。
予約も既に300冊を超えているそうです。書店に並ぶ2月10日に、私は予約本の全てにサインしますので、予約された方のお手元には10日から数日後にはサイン本が届く筈です。
あなたもどうぞご予約を。
http://item.rakuten.co.jp/shogi/1518060/
サイン会
2月24日(金)午後6時から、東京・八重洲ブックセンター本店で。皆さんおいで下さい。
新刊予約について(2012.1.30記)
私とコンピュータとの対局が新刊本になる。将棋のルールをご存知ない人にも楽しく読んでもらえるように努めました。
2月10日発売です。1300円で「われ敗れたり」。
予約受付を開始しました。下記のURLをクリックして下さい。必ず私がサインをしてお届けします。郵送料が含まれていて1800円ですが、一冊ずつサインして落款を押します。
予約受付の順番に書いてゆきます。2月10日のすぐ後に出来るだけ早くサインするつもりですので宜しく。
私が指した初手△6二玉の本意。時々ドキッとするような表現、コンピュータと人間との戦いは今後どうなるのか等々、現時点での思いと一年後の予測などを書いてみました。
ハイライトは妻の一言かも。「若い愛人も居ないような男がコンピュータに勝てません」。ウヘェー。この続きは本文でどうぞ。
是非、下記をクリックしてご予約を!
日本将棋連盟 Digital Shop
新刊本(2012.1.21記) 1月14日の対局に負けたことは残念ですが、約3ヶ月間の私の対策や、対局当日のこと、そして今後と全てを一冊の本にまとめて出版することになりました。
あくまで予定ですが、決まったことから公表します。
私の作戦は一年後、あるいは数年後に高く評価される筈です。負けたのは私が弱かったからで、あの作戦はベターではなくベストだったのです。
貴重な資料としても、面白い読み物としても、将棋のルールもご存知ない方にも、楽しく読める内容と心掛けました。
題 名:
われ敗れたり 〜コンピュータ棋戦のすべてを語る〜
出版社: 中央公論新社
定 価: 1300円
発売日: 2月10日
予約受付:日本将棋連盟販売部のみ(来週追って公表します)
内 容: 以下の通り
<内容>
○どうして私とコンピュータとが戦うことになったのか
○100日前(10月6日)に振り駒をした意図は
○それからどのような姿勢で日々を過ごしたのか
○コンピュータの強さ、弱点をどのように分析したのか
○プロ仲間、コンピュータ将棋の研究者達の意見、感想
○対局当日はどうだったのか
○初手の△6二玉は新米長玉なのか、奇策だったのか
○ニコニコ動画の反響の大きさとヤフーニュースについて
次いで、本文の次には自戦解説です。コンピュータ側の見解も数人加わってもらいました。
棋士では羽生、谷川、康光、森下先生方の他、若手です。
今後
68才の私の体調や、阪田三吉、大山康晴両先人が68才の時どうであったのかの比較。
コンピュータとプロとはどうなるのでしょうか。
来年の5対5の結果予想も書きました。
敗戦の弁(2012.1.15記)
負けました。1月14日の対ボンクラーズ戦は負け。私が指した2手目△6二玉は練りに練った作戦でしたが、負けると「奇策」などと書かれます。
ニコニコ動画は凄い。有料会員だけでも34万人以上が観ていました。無料のミラーサイトとを含めれば100万人以上。ケイタイも入れると大変な数字になります。
これから3点について書きます。
クイズの正解
私の盤の向こうに座る人は誰か。正解は中村太地五段でした。
投票の多い順
@中原誠 40
A谷川浩司 25
B羽生善治 24
Cボンクラーズ 21
D加藤一二三 14
私が出した条件は、将棋が強くて、当日真剣に考えてくれて、目障りにならなくて、私を尊敬している人。
@の中原先生は私を尊敬しているのかなぁ。Aの谷川浩司は立会人です。Bの羽生はニラまれたら私の指し手が震えそう。Cボンクラーズ。意味が分かりませんが開発者ということでしょう。D加藤さんが猫のようにしてくれるなら良いのですがね。
マイナーな答え、鳩山由紀夫、山崎バニラ、畠田理恵、梅沢由香里などなどでした。
ボンクラーズは1秒に何手読むか。これは1秒に1800万手です。正解者ゼロ。最大は1京手、最小は3手でした。2000万手、1500万手が準正解です。
98.9%
ニコニコ動画は双方向性です。対局終了時から約2時間で5万人増えたのも凄い。記者会見が面白かったのでしょう。
私の初手△6二玉に理解を示した人が圧倒的で、翌日の新聞の紙面とは大きく違います。記者会見の応酬が見応えがあり、ニコニコを観た人の殆どが私を支持してくれているようでした。
番組終了のアンケートでは@とても良かったが92.9%、Aまあ良かったが6.0%。合せて98.9%が米長ファンに近いことが分かりました。特に記者会見の応酬がハイライトだったようです。
しかし、負けたものは仕方がない。ニコニコ動画のファンと一部新聞記者とはずいぶん隔たりがあるようです。
来年は5局一斉
電王戦の第二回戦。来年ですが5局一斉です。コンピュータ側とプロ棋士側がそれぞれ5人、5チーム出る。対局終了後の記者会見で会長の私が発表しました。
さあ面白い。プロ側は5人のうち1人は船江恒平四段に決定しています。毎年一局で5年間というルールは白紙になりました。スピードとファンの声を聴き、対局終了後ドワンゴ社の川上会長、谷川専務らと決定しました。
第二回戦(2012.1.8記)
○対局日:来年中に行う
○主催者:ドワンゴ社(ニコニコ動画)他
○対局者
プロ側は船江恒平四段に決定。新鋭の中から加古川青流戦優勝の実績から決まりました。
横歩取りのスペシャリストで詰将棋界でも有名です。
コンピュータ側は今年5月に行われる世界選手権大会の成績で選出。これはコンピュータ将棋協会が決めますので、私たちプロ側は見守るしかありません。
ルール(2012.1.8記)
将棋電王戦の対局につきましては、下記のルールに則って対局を行います。
なお、1月14日の対局を「第1回将棋電王戦」と表記し、第2回以降もこのルールに則って対局を行います。
2012年1月14日(土)10時開始。対局場所は東京・将棋会館「特別対局室」。持ち時間は各3時間で、60秒未満の考慮は切り捨てで0分とする(例えば3分59秒の考慮時間は3分と記録。2時間59分を使った後は以後60秒未満で着手する)。
昼食休憩時間は13時〜14時の1時間とする。その間で「ボンクラーズ」は電源を落とさなくても良い事とする。
「ボンクラーズ」の着手は代理の人間が対局する盤に着手して対局相手に伝達する。消費時間の確認は「ボンクラーズ」はコンピュータ上での計測、米長永世棋聖は記録係の計測とする。
「ボンクラーズ」のセッティングに関してはすべて制限しない。ただし将棋会館4階の許容消費電力量として2800Wまでの消費電力を認める。2800Wを超える場合は遠隔操作の設定を施してオーバーしないようにする。
「ボンクラーズ」が動作不能となった場合、コンピュータ側は人の操作によって動作を回復することが許される。その場合にその作業の時間は、動作不能の原因が「ボンクラーズ」に起因する場合(バグ等)はコンピュータ側の持ち時間で行うものとし、そうでない場合(停電等)は考慮中の時計を止めることとする。
手の入力及び上記の作業以外は、対戦時にコンピュータを操作してはならない。
不測の事態が起きた場合には、対局者は立会人の裁定に従う。
電王戦は団体五番勝負(2012.1.5記) コンピュータVSプロ集団の対決は五番勝負です。とりあえず5年間の勝負とする。これが暫定的に決まったことです。
第一回はボンクラーズ対米長永世棋聖。去年5月のコンピュータ将棋世界選手権優勝者がボンクラーズです。対する米長永世棋聖は主催者側の希望に応えたものです。
第二回はボンクラーズを除くコンピュータチームを日本コンピュータ将棋協会(CSA)が選びます。プロ側は谷川浩司専務を委員長とした委員会で、対戦する棋士を決めます。あるいはファン投票にする等の方法を採用するかもしれません。
第一回は今年1月14日です。
第二回は来年中のどこかで行います。一年一局の長丁場の五番勝負になります。
以後、毎年行いますが、コンピュータ側もプロ集団の方も、一度出場した者は二回対局出来ないルールです。第二回のプロ側は船江恒平四段に決定しました。
詳細はこちら。
5対5の団体戦で、いわばサッカーのPK戦。6年目以降については、その時話し合いましょうということです。
ニコニコ動画
対局の模様は毎年ニコニコ動画で終日実況放送をします。これはドワンゴ社(ニコニコ動画)が主催者だからです。
第一回は共催者に中央公論新社が対等の立場で加わりました。本誌での対談、対局後の新刊発行など活字による本局の紹介をします。
ボンクラーズ プレ対局(2011.12.24記) 12月21日のプレ対局。ひどい目に遭ったもんだ。あの一局は桂交換はまだしも、直後に銀桂交換になったのはまずいです。あの時点ではどうしても私が負けるパターンです。一応指しましたが惨敗。解説の谷川浩司も困ったろうと思います。
しかしファンは有り難い。当日のニコニコ動画は3万人余の人が観戦、将棋倶楽部24はリミットの1000人が観戦でした。
局後のアンケートで@良かったが58.7%、Aまあ良かったを合わせると88%の人が満足して下さった。Cの良くなかったというよりは悪かったも5%近くいました。これは私の出来具合が悪すぎたのが原因で、もっと善戦なら違ったと思います。
クイズ
応募は439名でした。正解が4名。100人に一人も居なかったんですね。
正解の△6二玉ですが、これを翌日の報道で、奇手、奇をてらった手という書き方をされました。この一手に罪はなく、立派な一手と今でも思っています。ただ、その運用した私がヘボだっただけです。余りにも△6二玉に申し訳ないことをしてしまいました。
負けるとボロクソに言われる。仕方が無いことではあります。
本番の1月14日まではあと20日間です。
態勢を立て直します。酒を一滴も飲まず、研究と体調管理です。正月休みも返上です。
ただ、会長職がどうなるか。いろいろ私が出席しなければならないことが多いですが、それはそれで務めは果たします。
クイズ(2011.12.18記)
ボンクラーズVS米長邦雄の。3つのクイズが出されました。
当選者にはそれぞれに3名合計9枚の色紙です。渡辺明、谷川浩司、米長邦雄。
3つとも正解の人には3連単として他に特別賞が出ます。最初のクイズの締切は12月21日17:00でメール。
12月21日午後7時からプレ対局があります。解説谷川浩司。
コンピュータが先手の時は、後手の私はこの手がベストと思っている手があります。しかし本番では指せません。それを試してみようという企画がプレ対局です。
後手番の私の指す手は何か。それをクイズに出します。
メールのあて先は以下よりご覧下さい。
http://www.shogi.or.jp/topics/2011/12/-vs-201214.html
公開講座(2011.12.18記)
12月16日の公開講座は好評のようでした。
私の話は三部構成で、コンピュータの強さ、私の弱さ、勝つことが出来るか。中味は硬そうですが腹を抱えて笑う場面が何回もありました。
デモンストレーション(2011.12.10記)
ようやく勝ちパターンが分かってきた。
問題がある。常に問題があるのです。
本番の私は後手番です。私は△3四歩か△8四歩かのどちらかを選ぶことになると思います。
しかし、もしも第三の手を指したらどうなるのか。その一手こそ必殺技と現時点では考えています。
しかし、まさか旧名人ともあろう人間がそんな手を指して良いものかどうか。どうしても指したい。指せば何を言われるか分からない。
新提案
将棋倶楽部24にて、私とボンクラーズの対局を行います。多分年内でしょう。
対局直前にその隠し球を公表します。現在はその打ち合わせに入っているところです。
前哨戦というべきなのかは知りませんが、私が勝つか、それとも惨敗するかのどちらかになるのは間違いない。
そろそろルールの全項目がオープンになります。そして前哨戦も実現するのではないかと思っています。
クイズ
3つが面白いと考えています。
@私の必殺技とは何でしょうか。初手△3四歩と△8四歩の2手を除いた28通りのどれかです。
A当日、私の将棋盤の向こうに座るのは誰でしょうか。
Bぼんちゃんは1秒間に何手読むのでしょうか。現在は700万手くらいと仄聞していますが、果たして当日は?
正式に決め、賞品、応募方法も決めます。尚、いろいろなご意見のある方はトップページより、「対局型掲示板」にコメントを書く欄がありますので、アドバイス等宜しくお願いします。
正座(2011.12.10記)
人間の方にはいろいろ準備があります。
1月14日の対局は朝10時から夕方6時頃まででしょう。終日ニコニコ動画の生放送があります。問題はその間、座っていられるかというのもある。
現役の頃は朝から夜まで二日間のタイトル戦は殆ど正座でした。一手に3時間を超える長考の時もずうっと正座だったのです。久しぶりに将棋盤の前に座ってびっくりした。30分も経たないのに正座が出来ないんです。
理由は二つです。勿論しびれが切れる。もうひとつは痛散湯を飲んだ方が良いかもしれないという膝の痛み。
しかし、胡坐だと正座に比べて実力が8割くらいしか発揮できないことは体験上分かっている。これをどうするかということもひとつの課題ではあります。
研究会(2011.12.3記) 私の将棋人生で、研究会、道場は切っても切り離せないものです。隣の一軒家を買い取って「米長道場」としてプロだけの研修の場にしたこともありました。子ども教室もありましたが、みんな今では立派な先生になっています。
引退すれば当然道場は開いても仕方がない。8年間は全く研究会はありませんでした。私は2年間専務理事、そのあと6年間会長で7年目に入っています。これは理事職の期間と現役棋士生活がはっきり分かれている証左でもあります。
そこへ降って湧いたようなコンピュータソフトとの対局。私は空白のまま現役生活に戻ったのです。
11月25日は3、4、5段の者4名を自宅に招いて研究会。といっても私がイキの良い若者の対局を講評するのです。私の一番の長所は、対局者でもなく理事職でもなく、アドバイザーではないかと自負しています。私の指導によって奨励会を卒業できた者は相当数います。
教える。これが難しく相手を納得させられる解説でなければ老人のお小言になってしまいます。
勝つためにどうするか。何故負けたか。どうして昇段出来ないのか。これを鋭く突いてゆく。ある者には序盤をもっと研究しろと言い、ある者にはもっと氣楽に将棋を指せと指導します。
昼休みが遊びの時間。「おい、みんな。ボンクラーズと戦ってみるか」と言うと、矢張り関心は高く、一度は指したいようでした。
誰が指したのか、勝敗はどうだったのか。これだけは書かない約束をしていますので書けません。結論としては1手30秒だとプロ側の勝率は20%くらいということです。
本番は3時間で一分将棋ですからどうなりますか。100mでは9秒を切るかというタイムを出すコンピュータもマラソンではどうなりますかね。
近々私がボンクラーズに練習対局を申し込むかも。これは来週ですが、実現したら詳細をお知らせします。
■
脳に汗(2011.11.26記)
大型コンピュータの「京」使用も可という対局です。デジタル化されたものに対する私の対策。それは一にも二にも将棋盤。実戦、研究です。 そして常に詰将棋を解く。
谷川浩司著「月下推敲」を解いてますが、第四番で早くも長考。合計1時間くらいはかかりました。解けずじまいでその日は終わり。
翌日になってその局面を開いた瞬間です。数秒で解けたのです。まさかそんな手で詰み筈がないと思っていた順が浮かんだら、あっという間に解けた。本筋、作意と思われていた手順も勿論詰まない。
谷川専務本人に聞いたら、若手の誰々は一時間以上かかったとか、いろいろ話してくれました。
私がこんなに苦労しているというのにコンピュータの方では一秒足らずで正解を出すのです。しかしコンピュータのことは忘れて脳に汗をかかせることが強さを取り戻すのには絶対です。
11月25日は若手4人を自宅に呼んで研究会。これは次の機会に書きましょう。
■
ぼんちゃんがレコード(2011.11.19記)
将棋倶楽部24にぼんちゃんが登場。私も時折観戦しますが、強いの強くないの。レーティング3211点の記録を作ってしまい、その数字は更にアップしています。
夜は1000人が限度ですが、本当に1000人がこの一局を観戦しているのです。平日の昼でも500人くらい居ます。
すべての戦型を指しこなし、一見スキが無いように見えます。しかしいくつか弱点らしきものがあるようです。得意というか、必勝戦型もあるようで、私はその型だけは避けなければなりません。
オーソドックスな出だしでなく、変な初手や3手目だなぁと思う将棋もありますが、やはりうまくはいかないようです。しかし中盤から終盤が強く、盛り返して勝ってしまうのが素晴らしい。私の方も1手30秒で指しています。相変わらず勝率は低い。というよりも殆ど勝てません。
こんな私を見かねた谷川浩司。「これでじっくりと勉強しなさい」と送ってくれたのが「月下推敲」なる詰将棋集。これは名著です。早速新幹線の中で解きながら大阪へ。大阪で本人に会いましたのでサインをねだりました。達筆です。“心想事成”と書かれた。
というわけで私はしばらく詰将棋に没頭します。私が一時間くらい考えた問題をぼんちゃんならば1秒で解くのでしょうね。
アナログは裏切らない。そうであっても詰将棋を解き、若手相手の練習将棋が基本ですから。
1月14日にぼんちゃんに私が勝ったとすれば、この本のおかげです。一冊4800円。
■京(けい)と香(2011.11.13記) 富士通社のスーパーコンピュータ・京(けい)は世界最速の速さだとか。今回のコンピュータVSプロの戦いではソフト側は何を使っても良いことになるんだとか。まさか京を使用ではあるまいな?
そうであっても私の方からは何も言えません。全ては委員会のルール決定に従うだけです。ルールは大半が決定しているようですが、細部の調整中らしいです。
コンピュータソフトは一秒間に300万手から700万手くらい読むそうです。1月14日の対局時には桁違いのレコードになることは間違いありません。
クイズを出すのはどうかと思っています。
@当日、盤の向こうに座る人は誰でしょうか
Aボンクラーズは一秒間で何手読んだのでしょうか
応募方法、賞品などみなさん、ご意見をお寄せ下さい。
強くなるために
1手30秒でソフトと戦ってもどうも分が悪い。あと2ヶ月になりましたが、私がやるべき事は詰将棋、棋譜並べ、そしてこれからは若手との特訓です。1手1分で1時間以上の持時間でする。
私が30手前後の詰将棋を一題、一題解く。早ければ数分、苦労すれば1時間を超すことでしょう。
将棋ソフトの方は全て1秒足らずで詰ませます。何やらアホらしいとは思いますが、しかし基本は裏切らない。車中などで詰将棋を解いている日々です。
一週間ごとに日記からの抜粋があります。それはこちらへ。
http://www.yonenaga.net/nikki.html
■ぼんちゃんリンク(2011.11.5記) ボンクラーズと相互リンクしました。これで五者がぐるぐるリンクになります。日本将棋連盟、ドワンゴ社、中央公論新社、米長邦雄、ボンクラーズの五者です。私のホームページのトップページにそれぞれのリンクが貼られています。日々更新もあれば、大きなニュースの時動くものもあります。
来年1月14日の対戦前に、この五者の記事だけで2、3冊の本が出来るくらいの内容になっていることでしょう。
ボンクラーズとは毎日のように指しています。お友達です。私は「ぼんちゃん」と呼んでいますが、「ボンチッチ君」の方が良いかなぁ。伊藤さん、どないです?
ぼんちゃんは本当に強い。1手30秒の切れ負けで指しますが、殆ど勝てません。感心するのはどんな戦法も熟知している点です。矢倉の繊細な駆け引きも、相振り飛車の機敏さも、横歩取りの激しい変化も見事に指しこなします。
私の方はやられっ放しではありましたが、内容が少しずつ良くなってきていますので、これからは60秒切れ負けを指してみようと思っています。これだと少し勝率が上がるのではないかと思います。
本番
ボンクラーズには世界最速のスーパーコンピュータを使用しても良いということになるらしいです。これは委員会で決める。ただし、将棋会館の電力使用が可能かどうかですけどね。
ほとんどルールは決定という所までになっているようですが、昼休みの時間をどうするか等、細部を調整してもらっています。
■委員会(2011.10.29記) ボンクラーズVS米長。というよりもコンピュータソフトVSプロ棋士ですね。
委員会のメンバーが正式に決まったらしいです。会長の私がらしいです、と書くのも妙ですが、私は対局者ですので口出しは慎んでおりますのや。
委員長谷川浩司、副委員長北島忠雄(理事)、同じく副委員長小谷善行(前コンピュータ将棋協会会長)、そして事務局は連盟の電子メディア部員。久米宏(将棋倶楽部24担当)の名前もありました(敬称略)。
委員会で対局ルールを決定します。私は全て従うつもりですが、ひとつだけ昼食時間のみに限って希望を出すつもりでいます。
持時間各3時間で1分将棋。問題は昼休みです。対局は朝10時に始まって夕方6時頃までと思いますが、人間同士と違う所はコンピュータは腹が減らないということです。
一応のルール設定は12時から1時まで1時間ということになっています。対局者からは要望が出せるんですね。もっとも委員会の決定には従わなければなりません。
私の希望は昼休みを午後1時30分から2時までの30分間ではどうかというものです。まだ提出していませんがね。
もっともコンピュータ側からすれば、そもそも休み時間は問題が大ありでしょう。私の方で「その間は電源を切っておいて欲しい」等という意見を出したりしたらどうなるんでしょう。
全く初めての試みですので、真しく試行錯誤の進行です。
今回の一局のみで終わるのではなく、毎年恒例のものにしたいと私は思っております。
ルールは毎年行われるのを前提として決定し、そのルールを公表するのが望ましいと考えています。
■強いなぁ(2011.10.22記)
将棋の勉強は思うようにはかどりません。詰将棋、棋譜並べなどがあり、そのうえで練習対局です。練習対局はプロ相手と、コンピュータ相手とあります。
ボンクラーズとは目下全敗です。28万円余自費で購入したものです。相手が22秒、私は2秒か3秒の早指しですけどね。
設定を30秒切れ負けにして指しています。一応どんな将棋を指すのかをいろいろ試しているところです。市販のものでないので、秒読みの声が出ない。用心深いソフトで、22秒で指してきます。全て記録が残されているのです。
対する私は2秒か3秒。超早指しで目についた手をパッと指す。それでも一応はプロですから負けるとは思えないんですが、本当に勝てません。
考え込むと時間を忘れます。30秒超えて「あなたの負けです」になってしまう。操作ミスもある。対局の半分は時間やクリックミスではありますが、目下連敗中です。
しかし光明が差し込んでいることも事実です。ああすれば勝てたのではないか、という将棋が増えつつあるのです。全く歯が立たないというのではなく、私の方に問題がある。私がもっと時間を使う、必死になる、将棋の実力が元へ戻る。こうなれば勝てるようになるのではないかと思っています。
プロ相手の練習対局。誰も相手にはしてくれないでしょう。将棋の弱くなった老人と指しても何の得もない。ただ時間の無駄になるだけです。
私がある程度強くなる必要があるのです。「米長先生と指すと勉強になることが多い」。こう認めてもらえないとプロとは指せないんですね。
ようし、そのうちタイトル保持者に来てもらおう。
■対局日までの仕事(2011.10.14記)
対戦は1月14日(土)と決まりました。持ち時間、場所も決定済み。人間同士だとこれで大体は良いのですが、あといくつか決定しておく必要があります。
私は会長でもありますから妙な誤解はされたくありません。あくまでもフェアにやりたい。
そこで委員会を設置。委員長谷川浩司、副委員長北島忠雄(電子メディア担当理事)、それに有識者数名。この委員会の決定には必ず従うことは勿論で、「俺が会長だ」などとは言わない約束です。
振り駒
10月6日の記者会見の時にドワンゴ社の川上会長が振り駒。と金が3枚で私の後手番になりました。残念。本音を言うと先手が欲しかったんですけどね。ニコニコ動画の生放送でしたから公平です。
実力が互角なら先手が52%から53%くらいの勝率でしょうから、早くも私は5.6%不利になった氣分です。
一番の問題は「私がどこまで実力を取り戻すか」ですが、殆ど同じくらい重要なのは「対局の時の相手側に座る人」が誰かです。記録係をつけ、私の将棋盤の向こうにはパソコンの画面を盤上で駒を動かす人が居ります。ボンクラーズの伊藤さんが最適なのでしょうが、私が駄々をこねて別の人にしてもらいました。その人物のすぐ脇でマシーンと伊藤さんが居るという舞台設定です。コンピュータの方はどうでも良い事だから了解してもらいましたが、実はこれが勝敗の30%くらいを左右することなのですね。
どこが違うのか。これを数値で表すという研究も同時にやってゆきます。10月24日に米長邦雄教授の第一回の講座があります。ここで私が提言し、飯田弘之教授が数字を示すという画期的研究。
最適の条件
いくつかあるのですが、以下の事は絶対です。
@将棋が強いこと
A私と全く同じくらいに対局時に真剣になってくれること
B空氣のようで、私の氣が散らないこと
C私を尊敬してくれていること
以上です。その4条件を満たす人はこの世の中に3人くらいしか居ない。その中から私が指名です。当日はニコニコ動画が一日中生放送しますから、その人に私が教えてもらったりなどは出来ません。
人間くさい話ですが、これも研究の一環というのもご時世でしょうか。
ミスターXは誰か。それはクイズ方式、ファン投票、当日まで極秘。どれが良いんでしょうか。
■コンピュータ(2011.10.8記)
本日からホームページをリニューアルして、当欄をトップに持ってきました。対戦まであと98日です。
私のホームページはドワンゴ社のニコニコ動画の特設ページと、日本将棋連盟のニュースページ、それに中央公論新社ともリンクしました。つなぎ合わせてお読みいただくと便利です。
10月6日に対戦の記者会見。これはニコニコ動画で生中継で配信されました。
http://info.nicovideo.jp/shogi/
http://www.shogi.or.jp/topics/2011/10/post-478.html
丁度、たった今発売された中央公論11月号に梅田望夫先生との対談が載っています。下記のURLをクリックよりも、是非実物をお買い求めください。
http://www.chuokoron.jp/2010/12/post_49.html
10月4日にボンクラーズの練習用ソフト備え付け。
10月6日の私自身の感想。
10月7日 久米宏、柿木義一両氏のアドバイス。
これからは来週から順を追って書き入れてゆきます。先ずはリニューアルのお知らせです。
■詰パラ(2011.10.1記)
来週からは、私のホームページはコンピュータに関することが主役になるかも。
目下激指10と指していますが、30秒で五分くらいになってきました。私が勘を取り戻したのか、それとも本当に強くなったのかは分かりません。コンピュータソフト相手に勝って喜んでいて良いものかどうか。
詰パラを解く。これも良いことです。実は9月24日に一日4時間詰将棋をやってみました。3手詰から20手内外のものまでです。
翌9月25日。頭の中の血管が切れたのかと思うくらいの痛みを覚えました。右側の後頭部の毛の生え際から上に3cmくらいの所です。上から押すと痛いけど氣持ちが良い。病院へ行こうかとも思いましたが、一日待ちました。
9月26日。この日は1時間以上棋士達と話をすること2回。新聞社の人との話し合いひとつ。
頭はズキズキでしたが、夕方になって少しずつ良くなってくる感じで、結局2日間くらいで治りました。あれは何だったんだろう。性懲りもなく一日30分から1時間くらい易しい20手以内のものを解いています。
■ボンクラーズ(2011.9.19記)
激指10と練習対局をしていました。しかし今年の優勝はボンクラーズ。そこでボンクラーズと練習を始めることにしました。
残念ながら市販されておりません。そこで私だけ専用のものを用意してもらいました。
先ずは買い物。柿木義一、久米宏両氏が私のアドバイザーです。ボンクラーズの開発者の伊藤さんも好人物。結局、数十万円の高性能のPCを買い、それにボンクラーズと対戦出来るようにしてもらうことにしました。
どのくらい強いのか楽しみです。将棋倶楽部24では3300点くらいということでした。
■早指し(2011.9.9記)
激指10と早指しを連日やっています。どうも負け越しています。 しかし私の方も互角近くにはなりました。
「待った」機能がついている。それを使ってやっと勝ちます。とても便利です。
コンピュータとプロ棋士の対局は来年早々でしょう。その打ち合わせ、準備などもあって忙しいです。
■回想録(2011.7.23記)
2011.7.23の「会長回想録」をお読み下さい。対局は年末年始かと書きました。
■実力(2011.7.16記)
激指10とばっかりやっているんですけどね。少しずつ私の勝率が上がってきて、現在は1勝2敗ペースです。
ただ、これは一手30秒足らずの早指し戦です。12月に激指11が出回るという話を聴きましたので、対局をクリスマス前後と考えています。
スポンサー、サポーター、会場などの話は大事なことではありますが、一番大きなことはどっちが勝つかでしょう。人間が勝つのか。コンピュータが勝つのか。
私の実力は現在どの辺りかが極めて重要です。引退して相当に弱くなっていることは事実です。一度落ちた棋力を数ヶ月でどこまで急回復出来るかです。
コンピュータや将棋倶楽部24での早指しは勘が戻るという点では有効ですが、本格的なやり方とは思えない。
やはり詰将棋を解く。それも30手から50手くらいの手数のものをじっくり考えて解くことがイの一番です。
さて、私にその根氣があるや無しやです。次には棋譜です。ひとつは私自身のものを並べる。もうひとつは現在の最新型を調べる。
そしてやっぱり決め手は練習対局でしょうね。合計して約500時間。1日8時間として2ヶ月くらいは将棋漬け。これが出来るかどうかです。
■クリスマス(2)(2011.7.2記)
コンピュータの対局は10月末はクリスマスにずれ込む可能性大です。いろいろな事情があって、5項目くらいを点検しておく必要があるからです。
一応は実現するよう努力中です。どんなことがネックになっているのか。書いていいものと、書くべきでないものがある。難しい局面です。
■クリスマス(2011.6.25記)
私が対戦するかどうか詰めに入っています。
当初は10月末を想定していましたが、クリスマスの頃まで待つかということになりそうです。
そうなると対戦相手は少し変わるかも。というのは、現時点での最強ソフトと思っていたからです。恐らくは8月くらいから新しいソフトが売り出されるのではないかと思っています。
もっとも市販のソフトをコンピュータ側が改良して来ることになる筈ですから、同じことかも。
問題はスポンサーと私の実力です。余りペラペラしゃべったり書くべきでないのか、後日本にまとめる時のために毎週書いた方が良いのか。
今日(6月25日)は朝、激指10と一局。新手を出したつもりが、研究は向こうが一枚上手で完敗しました。頭に来た。
■いよいよ(2011.6.18記)
いよいよ対戦の話が煮詰まりつつあります。お金のことはサポーターの皆さんに協力を呼びかけてからのことです。
集まるのかなぁ。あなたも一口5000円だしてくれる?
10月下旬に対局かと考えています。持ち時間は3時間ずつで一分将棋か。ソフトは市販されている一番強いものにするか、それとも新製品の最強のにするか。いずれにせよ単独ソフトで戦う。
パソコンも市販のもの。どれも公募、もしくは事前打ち合わせをするか、誰もが納得いくソフトとパソコンで、私が迎え討つということになりそう。
サポーター、スポンサー、対戦ソフト、パソコン。これから応募ということになりそうです。
■対局(2011.6.13記)
いよいよでしょうか。今年は私が対戦するつもりでいます。一応理事会(正しくは役員会)では承認されました。問題はいくつかあります。
それらについては先週モッチーこと梅田望夫先生を囲んでのディスカッションをしました。
プロは誰か。それは私です。
ソフトは何か。
単独チームにするのであれば、なぜそれに決めたかの説明が必要です。最強のものと戦う。
スポンサー。
これが一番です。そのお金が私に入金されるのかどうかはともかく、ある程度のものが入らないと困ります。
サポーター。
これが一番大きなこと。私は1口5000円くらいのサポーターを募集すべきと考えています。これはプロ集団とコンピュータソフトとの共存共栄には欠かせないからです。多くの人達にサポートされる対局であって欲しい。
継続性
毎年行いたい。そのためにサポーター、スポンサーが必要なのです。
■弱さを知る(2011.6.4記)
5月26日の総会とその後のことが忙しく、しばらく将棋から離れていました。
どうも詰将棋を解く氣になれない。プロの実戦例を並べる時間も取れない。感想戦などに加わる時間帯もない。
弱くなっているのは事実です。中川大輔に「全盛期よりも角一枚弱くなっている」と言われましたが図星です。
6月中旬に入ってから私は本格的に将棋に打ち込む宣言を出す予定。詳しくは来週です。
■10秒将棋(2011.5.28記)
とにかくコンピュータソフトと毎日のように戦っています。
○酒を飲んでからは全て負けますね。一杯氣嫌は駄目だということは分かった。
○1手10秒。これも私の勝率が10%くらいかも。
○1手30秒で1分単位の持時間10分。これだとある程度戦えます。
5月25日。棋士総会を明日に控えた理事会で、私が模範試合。全員が見守る中、私が1手10秒で戦ったがです。誰にも邪魔されず、しかも緊張感があって良かったです。
私の完勝。どうだ恐れ入ったか。中川大輔が「凄い!」と言ったので、それは心外。当然の結果と言って欲しかった。
私自身がバタバタしていますが、理事諸君への良いはなむけが出来てよかった。
■弱さを知る(2011.5.21記)
終盤になって相手の王にせよ、自分の玉にせよ「詰むかどうか」は大変だ。詰ませられるかどうかが大事といった方が良いかも知れない。
対局が終ってから、ああすれば詰んでいただの、こうすれば勝ちだったなどは全く詰まらん話である。その時に最善が指せたかどうかが勝負だ。
私も元プロであるから詰みがあるかどうかは直感で嗅ぎ分けることが出来る。全盛時代であれば、その詰手順も変化手順もいとも簡単に分かったものだ。悲しいかな今はそれが出来ない。
この局面は確かに詰む筈だ。と直感がヒラメいても具体的な手順が思うように出てこない。そこへ行くとコンピュータの方は1秒足らずで全てを読み切るから勝負にならない。
昔であればバッサリと切って捨てる。鮮やかな即詰に打ち取るというのが当り前だったが、今はそうはいかない。詰まさなくても負けない形勢にしなければ、とてもコンピュータには勝てないことが分かった。
出来れば全盛時代に戦ってみたかったなぁと、しみじみ思う。
■弱さ(2011.5.15記)
自分がどのくらい弱くなっているかを知る。これはいくつかの項目に当てはめてゆけばすぐ出てきます。
この3ヶ月くらいで少し弱さを克服したかと思いますが、弱くなり切っていることは確かです。
読む力、集中力、勉強時間。どれひとつとってもこの10年近くはひどい。特に会長になってからは経営しか頭になかったので、あきれるくらい弱くなっています。
詰将棋
これは長手数は詰ます氣がしません。看寿の第一番の69手詰。これを一週間かけて詰ました情熱はどこへ行ってしまったのでしょうか。
新聞、雑誌に掲載されているアマチュア向きの詰将棋さえおっくうです。月刊将棋世界のものも解いたことがない。詰まないのか詰ます意欲がないのか分かりません。
コンピュータ相手に10秒や30秒で詰むや否やのスレスレの終盤は、たいてい負かされるのはそのせいです。
しかし、全盛時代ではなくても50手前後の詰みが読めるような氣力さえあれば大丈夫という氣はします。
■コンピュータ(2011.5.7記)
5月の連休に恒例の世界コンピュータ将棋選手権がありました。
優勝はボンクラーズ。名前がおかしいですが、将棋はしっかりしている。サラリーマンの伊藤英紀さんが独りで開発したソフトです。トップページの写真が優勝記念のツーショットです。
私は2日間観戦。どうもプロ並みの実力だなぁ。3日目の決勝は8チームの総当りリーグ。優勝が5勝2敗で2チーム。ボナンザも5勝しましたが、スイス方式で2位。最下位も2勝5敗。8チームほぼ横一線です。
伊藤さんにインタビューしました。というよりも読売新聞社のルポライターとのやり取りを隣で聴いていたのです。その記事が載った後で私の感想を書きます。
■弱さを知る(2011.5.1記)
私自身はどのくらい弱くなっているか。これも大問題です。強弱と勝敗は必ずしも一致していませんが、相当に関連はあるでしょう。
50才で名人になった。とはいってもあの時は既に全盛期とは言い難い。強いて言えば全盛時よりも余り弱くなっていないということでしょう。
60才で引退
これは人生設計でしたから、読み筋通りではあります。それからは理事として運営というか経営というか、そちらの方で働いています。
現在の私を35才頃の自分と18才の頃と三通りに分けて分析してみます。自己の弱点を知ることは敵を知ること以上に大切です。
詰将棋
これが一番顕著です。18才の時には看寿の100番を解くだけの熱意と棋力を持ち合わせていました。第一番は69手詰。どうしてポツンと角が置いてあるのか分からない。一週間かかってそれが全て解けた時の感動は今でも忘れられません。勿論100題全部解いた。
35才になりますともうアカン。大体そんな作り物が実戦に出てくる訳ないだろうという氣になってしまいます。それでも詰将棋を解くことは絶対です。19手詰や37手詰くらいのものは毎日少しずつですが解いていました。これは散歩かストレッチですね。
67才。もうアカン。10手以上はかかりそうだと思うと考える氣がしない。プロの実戦を観戦していても大体詰みそうだなと思っても、具体的には良く読めないのです。
いやいやまだある。布団の中で考えることがあります。それは来週に。
■敵を知り、己を知る。(2011.4.25記)
コンピュータソフトと私が戦うとどちらが勝つんでしょう。激指10と秘かに戦ってみました。
どうも持ち時間の設定に鍵があるようです。
○一手10秒以内。これは私の勝率は20%くらいです。
○酒が入っているケース。全く歯が立ちません。
○一手30秒ずつ。実力伯仲です。
○持ち時間10分ずつ。1手30秒以内の秒読み。
これも好勝負です。ただ奇妙なことにソフトの方は29秒以上は考えません。従って私が時間を使い果たしたり、59秒すれすれまで考えても、ソフトの方は持ち時間は10分残したままで、一手29秒で指してきます。
不思議なことに一手29秒は必ず使ってくるのですが、この辺りは私には理解出来ないことです。
ところで引退してからの私の棋力はどうなっているんでしょうか。まさか強くなっているとは思えない。
それでは私自身はどのくらい弱くなったのか。それを次週は述べてみます。
■はじめに(2011.4.16記)
今日から私とコンピュータソフトとの対戦録や、将棋の勉強の仕方を書き綴りたいと思います。
相手は「激指10」です。
一手10秒ずつですと私の勝率2割のようです。
酒を飲むと殆ど勝てません。